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新造船「やいま」
— 八重山観光フェリー【公式】 (@yaekan_ishigaki) November 16, 2021
これから色々な検査などが必要で早くて12月中旬以降の運航となりそうですが、チラ見せ。#八重山観光フェリー#沖縄#八重山諸島#石垣島#やいま pic.twitter.com/fWogLkM9GV
でも、この「やいま」、
どこで造ってはるんやろ?
石垣島でこんな大きな双胴船造れるところ、ないですし。。。
と思って調べてみたら、意外な事実が判明しました~~
え~そうなん? そんな遠くから!?
っていう場所で造られていたんですよー
それきっかけで、さらにいろいろ分かってしまったので
レポートしたいと思いますー
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八重山観光フェリーの新造船「やいま」を建造した会社の所在地は?
八重山観光フェリーの新造船「やいま」、いったいどこで造ってはるんやろ~
石垣島の島内にこんなでっかい双胴船造れる会社は聞いたことないし。。。
沖縄本島あたりで造っているのかしら?
と思ったら、違いました!!
なんと、九州の佐賀県唐津市でした!!
佐賀県の唐津市にある(有)江藤造船所 という会社で建造されていたんですよー
思っていたよりもだいぶ遠かったので驚きました~
八重山観光フェーリーはこの(有)江藤造船所で過去に10隻の高速船を建造していて
今回で11隻目だそうですー
ボクが離島に行く時に乗っていた高速船は、佐賀県で造られていたのかー。。。しみじみ。。。
新造船「やいま」は2021年の10月8日に進水式が執り行われて、
現在いろいろな検査をしているそうで、石垣島にやって来て就航になるのは12月の後半頃になるとのことですー
へぇぇ~~そうなんや~~って思ってましたけど
「え!? っていう事はどういう事?」
っていう疑問が生まれたわけなんですよー
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新造船「やいま」はどうやって石垣島までやって来るのか?
かつてのボクなら、新造船の「やいま」がどうやって石垣島まで来るんやろ? なんて考えもしなかったと思うんですが
今のボクは、ひと味違うじゃないですかー
このブログの最近の記事を読んでいた抱いている方ならお分かりだと思いますが
最近、ボクは奄美群島~沖縄県に漂着している軽石の記事を何記事も書いているじゃないですかー
で軽石除去の救世主、海洋環境整備船「海煌」についてもいろいろ調べたので
ちょっとそのあたりが詳しくなっちゃってるんですよねー
違いの分かる男 ダバダ~
Nescafe GOLD BLEND。。。なんですよ
海洋環境整備船「海煌」をですねー
国土交通省が、熊本県から、奄美群島の最南端にある与論島に派遣したわけなんですよ。
今回、唐津で建造している「やいま」とこの「海煌」は船の大きさは大差ない大きさなんですよ。
この「海煌」は小型船舶にあたる船で、航行できる区域が「沿海」に指定されているんですよ。
沿海とは、岸から20海里(37.04キロ)の範囲でそこからは
法律によって出ちゃいけないことになっているんですよねー
で、その沿海区域がですねー、沖縄本島周辺と宮古八重山海域の部分が繋がっていないわけなんですよー
岸から離れすぎちゃっているわけですー
沿海から先のエリアは「近海」という区域になるんですよねー
と言うことは、この「海煌」は
軽石が漂着し始めている宮古島には
来れないってことなんですよー
今後、さらに大量の軽石が宮古島やその先の石垣島に漂着しようとも、
「海煌」は来てくれへん。。。
ということなんですよねー
でも、ちょっと待って!!
- 八重山観光フェリーはこれまでに11隻の高速船を建造してきている。。。
- そのうちの10隻は、すべて石垣島で活躍している。。。
八重山観光の高速船は、
どうやって、
近海区域を渡ってきたんやろ???
という疑問にぶち当たったわけなんですよー
もしかしたら、
「海煌」も宮古・八重山まで
来れるんちゃうの!?
って思ったんですよー
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さぁ、調べますよ!! これまで佐賀県唐津市で造られた八重山観光フェリーの高速船が
どうやって石垣島に運ばれたのかを!!
ボクが、この件について調べるといったら
ネットを駆使するしかないですよねー
でもこれ、どうやって検索したら答えにたどり着くかもわからなかったんですよねー
探せど探せど、答えが見つからないという。。。
いろんな想像は出来ますけど
想像を書いても意味ないですからねー
きっちりした答えが見つからないと記事にする意味がない。。。
まーでも、離島で活躍している船が本土の造船所からどういう経緯で離島まで運搬されたのか、なんて
考えてみたらネットに書く人、いないかもなー。。。って思ったんですよねー
というわけで、
ダメ元で
「やいま」を建造している(有)江藤造船所さんに
直接お聞きしてみることにしましたー
メールしてみたんですよー
石垣島に住んでいるミズトリという者です。。。
決して怪しい者ではございません。。。と
これこれこういうわけで石垣島の八重山観光フェリーの高速船を
そちらで建造されていると知りまして。。。
石垣島まで、どうやって運んでこられるのかと。。。
途中の近海区域はどうされているのかと。。。
メールしたのが土曜日だったので、
返信、あったとしたら週明けの月曜日かー
でも、迷惑メールと思われたら
返信ないかもなー
と思いながら月曜日を迎えますと、
なんと(有)江藤造船所さん、
返信してくれました~
めっちゃ、優しいですや~ん!!
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(有)江藤造船所さんの回答
(有)江藤造船所さんによりますとー
完成した船は、自力で佐賀県唐津市から鹿児島県の薩摩半島南西部の枕崎漁港、
そして奄美大島を経由して石垣島まで何事もなければ4日ほどかけて回航して来るそうですー
4日の船旅ですかー
現在、国土交通省が派遣している「海煌」も屋久島から与論島まで2日かかるといっていたので
4日は思っていたよりも早いなーと思いましたねー
そして、悩みの種になっていた、近海区域はどうするのか? という疑問にもお答えいただきましたー
近海区域を回航するために国土交通省九州運輸局にて臨時の許可を取るそうですー
なるほどー、国土交通省が許可すれば、
沖縄本島から宮古・八重山まで回航できるのかー
ということは、「海煌」も国土交通省の許可を取れるでしょうから
「海煌」も宮古・八重山までやってこれるという事ですー
これは心強いですよー
ひと安心ですねー
ただ近海区域を回航するには、近海用の装備が一時的に必要になるとのことですー
近海用の装備?
これ、新たな謎が出てきちゃいましたよー
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メールにはまた何かありましたら、気兼ねなくどうぞ! と書いてくださっているんですけど
さすがにこれ以上甘えちゃいけない、と思って、自分でネットを調べまくりましたー
なかなか難しい作業でしたが近海用の装備が判明しましたー
航行区域にはこれまで述べて来た、沿海区域、近海区域という分け方の他に
A1水域、A2水域、A3水域っていう分け方がある事が判明。。。
A1<A2<A3と海域が広くなります。簡単に言うとこちらの分け方は
船に搭載する無線機のランクが変わってくるようですー
船が港を出航した後もしっかり陸地と通信できる無線を装備しないといけないようなんですよー
水色のエリア、A2水域の装備が必要になるみたいですー
ピンクのエリア、沿海区域指定の小型船は、無線機は「VHF無線設備」というものがあればいいみたいですー
VHF無線設備 は割と簡素な無線機のようですー
そして近海区域を回航するにはA2水域の装備と言う事で
上記のVHF無線設備を装備した上でさらに
下記の(1)~(5)の無線機の内いずれか1つも装備しないといけないそうですー
(1) HF直接印刷電信、HFデジタル選択呼出装置及びHFデジタル選択呼出聴守装置
(2) HF無線電話、HFデジタル選択呼出装置及びHFデジタル選択呼出聴守装置
(3) インマルサット等直接印刷電信
(4) インマルサット等無線電話
(5) MF無線電話及びMFデジタル選択呼出装置
のいずれか1つ
無線機をWで装備するってことですねー
見るからにごっつい高性能の無線機ですよねー
八重山観光フェリーの新造船は、こんな感じの無線機を積んで佐賀県唐津市の港を出航し、
沿海から近海区域を渡って石垣島に到着、
到着後、この無線機を外して、おそらく空輸で(有)江藤造船所に返却されているものと思われますー
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まとめ
これですべての謎が大体解けましたよー
海洋環境整備船「海煌」にも250W MF/HF 無線通信装置が装備されているといいんですけどねー
まー宮古島・八重山の軽石の漂着具合見ながらになるでしょうから
熊本で装備してこなかったとしても、沖縄本島で装備すれば済みますからねー
まーとりあえず、「海煌」が物理的に、宮古島・八重山までやってこれるということが分かって
かなりほっとしましたねー
八重山観光フェリーの新造船「やいま」、ペイントがかなり可愛くなってますからねー
実物早く見たいですー
西表島の上原航路が双胴船になって欠航が減ると、かなり西表島での立ち回りがよくなりますからねー
西表島は世界遺産にもなりましたし、便が良くなりますねー
今回は(有)江藤造船所さんには大変お世話になりましたー
ありがとうございましたー
これからも離島に渡る際には、船に乗せていただきますね~
そして派遣されている「海煌」は与論島に到着しましたかねー
海況が悪くて屋久島の安房港で足止めになっているとニュースになってから数日間、続報が全くありません。。。
はやく与論島に着くといいんですけどねー
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