2025年4月期フジテレビ月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」が間もなく4月14日からスタートします。しかし、3月31日にフジ・メディアHDとフジテレビの第三者委員会がフジテレビと中居正広氏を巡る女性問題についての調査結果を発表。その中で中居正広氏の「せいぼうりょく」が認定され、フジテレビは自社社員を守らず、中居正広氏の利益の為に動いていたとされ、重大な人権侵害があったと発表されました。ドラマ「最後から二番目の恋」は今回でシーズン3を迎え、神奈川県鎌倉市の全面協力のもと、作品が作られてきました。第三者委員会の調査結果を受けて、「最後から二番目の恋2025」がお蔵入り、放送延期になる可能性について考察します。
しーぼー240628が撮影した画像(加工して掲載)
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【最後から二番目の恋2025】お蔵入り?放送延期の可能性
ドラマ「最後から二番目の恋」は小泉今日子さんと中井貴一さんのW主演の中年を迎えた男女の恋愛ホームコメディードラマです。小泉今日子さんと中井貴一さんが時には対立したり、時には打ち解けたり、二人の掛け合いの会話劇が人気を博し、2012年にシーズン1、2014年にシーズン2が放送され、本作でシーズン3を数えます。
ドラマの舞台は神奈川県鎌倉市。主演の中井貴一さんは鎌倉市役所の職員と言う役どころでしたから、鎌倉市の全面協力のもと、ドラマが作られてきました。これまでの作品にはドラマのエンドロールにも「鎌倉市」とクレジットが記載されていました。
長倉家周辺のロケ地
フジテレビのドラマ「最後から二番目の恋2025」の制作サイドは、、恐らく取締役相談役の日枝久氏が近く退任するだろうという前提の元に、ドラマの準備を進め、ロケ地となる鎌倉市と協議・説得して撮影を始めたものと思われます。(※フジテレビと中居正広さんの問題はフジテレビの上層部の一部の人間だけで共有された事案で、ドラマ制作スタッフに対して今後のフジテレビの方針は知らされていませんでした。)
第三者委員会の調査報告発表の前、3月27日付けで日枝久氏はフジ・メディアHDとフジテレビの取締役相談役を退任し、これはドラマ制作サイドの予想通りとなりました。
しかし3月31日の第三者委員会の発表で、中居正広氏と編成幹部のB氏の問題行動に絡んだ高級ホテルの宿泊費・数十万円をフジテレビが経費として支払っていた事などが明らかになり、騒動の実態は国民が想像していたよりも、はるかに酷いものでした。
第三者委員会の調査報告の結果を受けて、直ちにフジテレビに広告出稿を再開すると決定した企業はなく、フジテレビの状況は好転するどころか、さらに失望を招いています。(※サントリーだけは第三者委員会の報告を受けてフジテレビへの広告出稿の再開を検討すると発表しています)
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このまま、2025年版のドラマ「続・続・最後から二番目の恋」が放送スタートすると、鎌倉市の立場が危うくなります。鎌倉市に対して、苦情を申し立てる視聴者も出てくるはず。。。
ドラマが
お蔵入りしちゃうとか?
鎌倉市は、フランスのニース市、中国の敦煌市と姉妹都市・友好都市を提携しています。また、ドイツのワイマール市とは市民親都市を提携、韓国の安東市、アメリカのナッシュビル市とはパートナーシティ提携しています。鎌倉市が重大な人権侵害があったテレビ局に協力しているという事になると、海外の市との提携に問題が生じる可能性もあります。
また、フジテレビの今回の問題について、最も影響力を持つと考えられる、フジ・メディアHDの大株主、ダルトン・インベストメンツの第三者委員会の報告を受けた声明が、まだ発表されていません。第三者委員会の報告書は約400ページにわたるものでしたから、翻訳作業に時間がかかっているものと思われます。
第三者委員会の調査報告書の内容を、ダルトン・インベストメンツが絶賛する形になっても、フジテレビの改革はこれから始めなければならない事なので、即座にフジテレビが評価されることはないと思うんですよ。というか、ダルトン・インベストメンツが声明を発表すればフジテレビの風当たりはますます強くなると容易に予想できますよね。
少なくとも6月に開催されるフジ・メディアHDの株主総会で、きちんとした企業体制の方針が整うまで、企業や公的機関がフジテレビに寄り添うのは時期尚早と言えるんですよ。。。
なので、鎌倉市はドラマ「続・続・最後から二番目の恋」の4月14日の放送開始に異議を申し立てる可能性があります。このタイミングで、鎌倉市がフジテレビに全面協力していることを公表されるのはまずい、という事になるかもしれません。ドラマがスタートしてしまうと、混乱が生じるでしょうから、ドラマがスタートする前に何らかの動きがあってもおかしくありません。お蔵入りの可能性があるんですよ。
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2025年の「続・続・最後から二番目の恋」はお蔵入りするのか?
すでに、撮影が始まっているドラマ「続・続・最後から二番目の恋」は第三者委員会の発表を受けて、撮影中止になってお蔵入りするのか? といったらそうはならないと思います。ドラマ「最後から二番目の恋」は人気ドラマで鎌倉市もドラマの反響で大きな恩恵も受けてきました。ドラマが縁になって主演の中井貴一さんは「鎌倉市国際観光親善大使」に任命されています。
「鎌倉市国際観光親善大使」に任命される中井貴一さん
鎌倉市はフジテレビとの関係だけではなく、ドラマ制作スタッフや演者さんとも特別な縁を持たれているので、恐らくこのまま鎌倉市での撮影は許可され続行し、ドラマは完成させると思うんですよ。そして
ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」は
放送延期になるのではないか?
と予想します。
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ドラマ「最後から二番目の恋」はホームドラマでもあって出演される俳優さん達は替えが効きません。これだけ大勢の俳優さんのスケジュールを組みなおす事は難しいです。
視聴者もフジテレビがこういう事になっていることも理解していますから、お蔵入りとはせずに「放送延期」とするのがフジテレビにとっても、出演している演者さんにとっても、ロケ地全面協力している鎌倉市にとっても、合理的な判断だと言えるんですよ。
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まとめ
フジ・メディアHDとフジテレビの第三者委員会の調査結果の発表を受けて、中居正広さんとフジテレビの人権侵害が認定された事から、2025年4月期のドラマ「続・続・最後から二番目の恋」がお蔵入り、もしくは放送延期になる可能性について考察しました。
ドラマがスタートしてしまって、鎌倉市に苦情が殺到し、ドラマの放送が中止になってしまうみたいな流れはあまりにも見苦しいですので、ドラマが放送開始に前に「放送延期」を発表するのがスマートな解決策だと思うんですよ。
フジテレビは今後改革され、善良なテレビ局になる事は間違いありません。なのでドラマ「続・続・最後から二番目の恋」は6月のフジ・メディアHDの株主総会以降に放送延期すればいいと思います。シリーズ1は2012年、シリーズ2は2014年の作品ですが、今観ても十分面白いですから、シーズン3が放送延期になってもきっと楽しめると思うんですよ。
逆にこのまま予定通りドラマがスタートしちゃうと、ちょっといろいろ問題が発生しそうで心配なんですよ。
今後のフジテレビと鎌倉市の動向に注目です!
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