3月21日に放送されたTBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話は、松風弁護士(演 松山ケンイチ) と心麦(演 広瀬すず) が調査を積み上げる事で事件の真相が明らかになり犯人が追い詰められていくという展開にはならず、鳴川弁護士(演 間宮啓行) が自らの罪を告白する形で事件の真相が明らかにされるという、ミステリードラマ的には残念な展開になっていました。しかも、ドラマ内で鳴川弁護士が犯罪に手を染めた動機が非常に弱く、違和感を強く感じました。鳴川弁護士の犯罪の動機がどのようにおかしいのか? 解説します。

Custom MediaとCharlesが撮影した画像(加工して掲載)
スポンサーリンク
◆ 【クジャクのダンス】最終回で残ったモヤモヤ9選/納得いかない矛盾点についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
【クジャクのダンス】最終回で残ったモヤモヤ9選/納得いかない矛盾点





人気ブログランキング下記バナーでこのブログ応援して下さい!!!お願いします!!!
これこれ!!
\【PR】Tシャツ欲しいな~と思ったら!/

スポンサーリンク
【クジャクのダンス誰が見た?】鳴川が犯行動機が弱すぎる!

画像出典:TBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話より
ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話では、ラーメン屋の染田(演 酒井敏也) と阿波山(演 井上肇)・高畑(演 大島蓉子) 夫婦の命を奪ったのが鳴川弁護士(演 間宮啓行) であったことが判明。
犯行動機は
鳴川が検事時代に自身が担当した事件で
冤罪を生んでいた事が明らかになれば、
娘・阿南検事(演 瀧内公美) のキャリアに
傷をつけてしまうのではないか?
というものでした。

何それ!?
動機弱くない?!
鳴川は愛人との間に生まれた阿南検事に父親らしい背中を見せたいと常日頃から考えていた事が、鳴川を犯行に掻き立てたとドラマでは描かれていました。



そんな動機で、
3人の人の命奪うかな?
鳴川弁護士の犯罪、3人の命を奪うって相当な事ですよ。しかもその内2人は放火して命を奪っていますから、逮捕・起訴されれば極刑が確定すると思われます。冤罪が発覚して社会的に制裁を受ける事と、3人の命を奪って極刑になる事、どっちがより阿南検事のキャリアに傷がつくか、鳴川弁護士は判断できなかったって事でしょうか? それとも検事を経験していながら、自分は捕まらないと高をくくっていたのか? ろくでもない一般人が浅知恵で犯した犯罪ならまだ分からなくもないですけど、ヤメ検弁護士がこんな思考に陥って犯罪に手を染めるとはちょっと考えにくいです。
鳴川の犯行動機、
あまりにも弱すぎて違和感があります。
このドラマの根幹のストーリーに
なんか無理があるように感じます。
スポンサーリンク
しかも、第9話は鳴川弁護士の背景が細かく描かれる回でしたが、鳴川弁護士が服装と言葉使いを接する人によって分けていた理由が全く語られませんでした。なんで鳴川弁護士は服を着替えていたのか?? その説明がないなら、せめて第9話でも鳴川弁護士はあの若作りの服装のシーンもあるべきですよね。あんなみっともない年寄りの若作りの服装は、視聴者に鳴川の正体を隠したかっただけと取られても仕方ないです。意味不明過ぎる服装の違いでした。
鳴川検事、電話1本で遠藤力郎の冤罪を認めてしまう違和感
第9話では、2004年に行われた裁判で遠藤力郎(演 酒向芳) に極刑が言い渡されて、鳴川検事(当時)は、裁判の勝利を噛みしめているシーンがありました。


画像出典:TBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話より
そもそもこの東賀山事件、何の罪もない遠藤力郎に罪をかぶせるといった類の裁判ではありませんでした。結果的に冤罪を生んでしまいましたが、それなりに捜査と証拠を重ねた上で、遠藤力郎は起訴され、極刑を言い渡されています。
そして時を経た2023年に、鳴川(演 間宮啓行) は出先のバス停で発信者不明の電話に出て、その電話の会話だけで、19年前の遠藤力郎の極刑判決の裁判が冤罪だったと聞かされ、それを信じてしまうという事に大きな違和感を感じました。


画像出典:TBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話より
警察官の山下春生(演 リリー・フランキー)が
東賀山事件を調べ直している
という情報が、即、
遠藤力郎の冤罪に直結している
ことが理解できません。
スポンサーリンク
もともと遠藤力郎に鳴川が罪をかぶせていたのなら、この電話の連絡で、冤罪がバレた! ということを知るなら理解できます。でも、この事件はそういう事ではなかったですし、東賀山事件の真犯人が警察に名乗り出て来て逮捕されたわけでもありません。
鳴川に電話1本で、遠藤力郎が冤罪だったと信じ込ませる事なんてできないと思うんですよ。仮に、この電話の主が、東賀山事件の真犯人だったとしても、鳴川がこの電話中に相手が真犯人かどうか確かめる術なんてありませんよね。「何言ってんだ、お前!」と一蹴されるのが関の山です。
この電話で鳴川が遠藤力郎の冤罪を知るという設定は、どうしても無理があると思います。決定的な証拠を突き付けて、鳴川が冤罪を認めるというシーンが別に必要です。
とにかく、鳴川が遠藤力郎が冤罪だったと知る経緯が、不明瞭過ぎます。そんなあやふやな情報を基にして検事も務めた鳴川が3人の命を奪う、なんていう雑なストーリー展開は違和感を感じずにはいられません。。。
まとめ
ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話で明らかにされた、鳴川弁護士の犯罪、動機が弱すぎる点について解説しました。ストーリーが根本的におかしい可能性も出てきました。第9話のラストも、赤沢刑事(演 藤本隆宏) が血を流して倒れていて、妻の京子(演 西田尚美) が血まみれの包丁持っているところに、心麦(演 広瀬すず)、松風弁護士(演 松山ケンイチ)、神井記者(演 磯村勇斗)が鉢合わせするシーンで、救急車も、警察も呼ばずに全員無言で佇むだけなんて。。。演出・脚本、なんか変ですよ。なんか、全然訳が分からなくなってきました。原作漫画の結末も一部で非難されてました。ドラマではその辺をキッチリまとめて来ると思ったんですが、なんかそれも怪しくなってきました。次回最終回、どのように決着するのか注目です。 現時点で感じている違和感を全て払拭してくれるといいんですけどね。
スポンサーリンク
◆ 【クジャクのダンス】最終回で残ったモヤモヤ9選/納得いかない矛盾点についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
【クジャクのダンス】最終回で残ったモヤモヤ9選/納得いかない矛盾点
◆ ドラマ版の「東賀山事件」の真犯人→原作漫画と同じにならない理由/クジャクのダンス誰が見た?についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
東賀山事件の真犯人→原作漫画と同じにならない理由/クジャクのダンス誰が見た?
◆ 「クジャクのダンス、誰が見た?」言葉の意味がよく分からん!!→分かりやすく解説についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
「クジャクのダンス、誰が見た?」の意味は?分かりやすく解説
◆ 【クジャクのダンス、誰が見た】林川歌役を演じた女優は誰?についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
【クジャクのダンス、誰が見た】林川歌役を演じた女優は誰?/松浦りょう
◆ 【クジャクのダンス第5話】松風(松山ケンイチ)の二重フレーム眼鏡のブランドは?についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
✔あわせて読みたい
松風(松山ケンイチ)の二重フレーム眼鏡【クジャクのダンス第5話】
人気ブログランキング下記バナーでこのブログ応援して下さい!!!お願いします!!!
これこれ!!
コメント