【ホットスポット】池松壮亮がトラブった撮影NGの場所とはどこ?

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日本テレビ系列ドラマ「ホットスポット」第5話冒頭、日本テレビの番組制作の会議のシーンがありました。日本テレビのディレクター岸本(以下、岸本D／演 池松壮亮) が山梨県で「仲裁JAPAN」という番組のロケをした際に、撮影NGの場所で撮影してしまい、放送後に岸本Dと白山Pが謝罪に行ったというエピソードが描かれました。このシーンを観て「撮影NGの場所」ってどこだろう? と感じた視聴者の方多かったようですので、その場所を調査しました。

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【ホットスポット】池松壮亮が富士浅田ロケでトラブった、「撮影NGの場所」とはどこ?

ドラマ「ホットスポット」第5話冒頭、日本テレビの番組制作会議で、岸本D(演 池松壮亮) が、「サンバリュ」の番組で山梨ロケをした際に撮影NGの場所で撮影してしまい放送後にクレームが入ってしまい、後日、岸本D(演 池松壮亮) と白山プロデューサー(以下、白山P／演 川面千晶) が山梨まで謝罪に行ったというエピソードが語られました。

上記のシーン、白山Pの「撮影NGの場所で撮っちゃって」というセリフに引っかかった視聴者の方多かったようです。

この会議で、番組総合演出の新座(演 眞島秀和) に、「その時、サンバリュではどんなネタやったの?」と質問されて、岸本D(演 池松壮亮) は「富士山は静岡と山梨、どっちのもの論争」をやった、と答えていました。このことから、第2話のラストで遠藤清美(演：市川実日子) と娘の若葉(演：住田萌乃) が家で観ていた番組が、この時のオンエアだったと確定できます。恐らく、この番組は「サンデーバリュー」という番組の「仲裁JAPAN」というコーナーだったのではないか? と推測します。

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清美と若葉が見ていたテレビ番組は「仲裁JAPAN」と表示され「富士山論争」のインタビューが映りましたが4組のインタビューのみで、終了。次の仲裁ネタ、「千葉vs埼玉」の話題に移ってしまっていました。この番組は、特に静岡・山梨を特集した番組でもなかったわけです。

しかも
4組のインタビュー背景は変わらず、
撮影場所はこの場所のみ。
劇中では、富士浅田(架空の町)のイオンの前
と言う事でした。

オンエアされた映像は
この場所だけなので、要するに、
この場所で撮影したものが
クレームになった
というわけです。

えっ?!この富士浅田のイオン前が
「撮影NGの場所」なの??
と言う事になるんですよ!

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このインタビューを撮影した実際の場所がここです。

この場所は山梨県富士吉田市のイオン系列のスーパー「ザ・ビッグ富士吉田店」近くの桂橋交差点付近の歩道でした。

この場所が「撮影NGの場所」なの?
って思いますよね。

「全国ロケーションデータベース」のサイトによると、一般道・歩道・歩道橋で撮影を行う際は道路管理者、または警察署の許可が必要になるとのこと。

でもテレビマンなら、道路の撮影時に許可取るなんてこと、知ってるでしょ。。。って思いますよね。

テレビ業界への就職を支援しているライズプランニング社が運営している「ぺんくり」というサイトでは、街歩き番組で道路で撮影を行う際は、「手持ちカメラで撮影する際は許可を取らなくても大丈夫」だと記載されています。カメラを固定したりして大掛かりな撮影でなければ撮影許可はなくてもいいそうです。

上記のインタビューシーンはどう見ても、小規模なロケですし、カメラも手持ちカメラですよね。なので、撮影許可は必要ない場所だと思われるのになぜ、岸本Dと白山Pは謝罪しにわざわざ山梨まで行ったのか?

不思議に思ったので、この場所を航空写真で見てみました。すると、この場所が「撮影NGの場所」だった理由が分かりました。

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岸本Dがインタビューしていた場所

岸本D(演 池松壮亮) がインタビューしていたのは
歩道ではなく、
草が生い茂る空き地スペースだった
のかもしれません。
この空き地が私有地であれば、
必ず所有者、または管理者の撮影許可が必要です。

改めて現場を見ると、
歩道と空き地の境界は曖昧です。

歩道で撮影していて、通行人の邪魔にならないように空き地側に少しずれていたとしたら、空き地内に侵入した状態になってしまいます。特に境界に何も設置されていないので、空き地内に入ってしまったのかもしれません。それで番組オンエアの後、空き地の所有者からクレームがあったという事なのかもしれません。

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岸本Dと白山Pが謝罪に行く場面。

岸本D(演 池松壮亮) と白山P(演 川面千晶) が謝罪に行く途中のタクシーの車内のシーンが第5話で描かれました。いつもラフな格好の岸本Dがネクタイをしていることから、この時は単なるロケではなく、謝罪に向かっていることが分かります。しかしこのシーンはすでに第3話で描かれたシーンの回想シーンでした。第3話で「SOS」表示を出して走っていたタクシーを追って宇宙人・高橋(演 東京03／角田晃広) が猛ダッシュしたシーンがありました。

この時、タクシーの後部座席に乗っていたのが岸本Dと白山Pだったという事なんですよ。要するに、第3話で張られた分かりにくい伏線が、第5話で回収されたということです。

その伏線回収に必要だったのが「撮影NGの場所」で撮影して謝罪に行くというエピソードだったようです。

追記　2025年2月13日　第5話で岸本D再び同じ場所で取材

第5話では、岸本Dとアシスタントの松崎(以下、松崎A／演 前田旺志郎) は、再び富士浅田(架空の町) のイオン近くの交差点で取材をする光景が映し出されていました。

第2話で取材していた場所と同じ場所。
奥にイオンが見えます。

しかし第5話では、
取材する岸本Dの背景に
イオンの建物が見えています。

これ、
インタビューされる側の一般人の方が、
後ろの空き地に立ち入らないように、
取材班が空き地側に立ち、
取材対象者を歩道側に立たせてインタビューする方式
に変えたようです。

岸本Dのこの行動からしても、「撮影NGの場所」というのは、やはりこの空き地で間違いなさそうです。

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まとめ

ドラマ「ホットスポット」第5話で、岸本D(演 池松壮亮) が山梨のロケで「撮影NGの場所」で撮影してしまい後日、岸本Dと白山P(演 川面千晶) と山梨まで謝罪に行ったという話を受けて、「撮影NGの場所」ってどこなの? という疑問を持ったのでその場所を調査し特定しました。

山梨県内で撮影時に許可申請しないといけない場所で特に有名なのが、以下の場所になります。

番組にクレームが来たのは、オンエアされた映像を見たからクレームしてきたわけなので、上記の青木ヶ原樹海等での撮影ではないと判断しました。仮に青木ヶ原樹海で撮影されたもののそのシーンがカットされていたとするなら、放送されたわけではないので、番組のプロデューサーとディレンターが東京からはるばる山梨まで謝罪に行くまでの事にはならないはずです。

ドラマ「ホットスポット」はバカリズムさんが脚本を書いているので、もしかしたらこの「撮影NGの場所」も何かの伏線になるのかも?? と思って調べましたが、上記のような事情であれは、何の伏線にもなっていなそうです。

この記事で、「撮影NGの場所」が気になっていた視聴者の方のモヤモヤがスッキリしたら、何よりです。

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