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【韓国飛行機事故】胴体着陸でぶつかったのは何の壁?

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【韓国飛行機事故】胴体着陸でぶつかったのは何の壁?
【韓国飛行機事故】胴体着陸でぶつかったのは何の壁?
Anton Homma, CC BY-SA 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0, via Wikimedia Commons(加工して掲載)

12月29日に韓国南西部にある務安(ムアン)国際空港で起きた飛行機事故、韓国のWikipediaによると乗員乗客170名以上が亡くなる大惨事となってしまいました。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

事故を起こした飛行機は胴体着陸となっていましたが最後、にぶつかって爆発炎上していました。あの壁が無かったら飛行機は爆発しなかったのでは? と思われた方多いと思います。胴体着陸した飛行機がぶつかった壁、あれは何の壁だったのか? 調査しました。

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目次

【韓国飛行機オーバーラン事故】胴体着陸でぶつかったのは何の壁?

韓国の飛行機事故の様子

今回の飛行機事故、チェジュ航空2216便の着陸の様子を見ますと、ランディングギア(着陸用のタイヤ) は1つも出ていませんし、空気抵抗で減速させる両翼のフラップも水平のままで、全く減速しないまま、滑走路の端にあったに激突して飛行機が大炎上しています。壁に衝突した時の速度は時速200キロ程と言われています。

飛行機は胴体着陸しているわけですから、タイヤで着陸するよりも摩擦が大きいですから、あの壁が無かったら爆発炎上せずに停止できたんじゃないか? と思われた方も多いと思います。

あの壁は何だったのか?

グーグルの航空写真で見ると、
飛行機が衝突したのはこの壁のようです。

横から見るとこんな感じ

三角に盛られた土手に
何やらアンテナの様なものが並んでいます。

これ、調べたら「ILS※1ローカライザー」と呼ばれるアンテナ
が設置された土手の壁でした!

追記
事故後に撮影された「ILSローカライザー」
上記のGoogleストリートビューは2015年に撮影されたもので、下記の画像は事故直後のものです。
2023年に「ILSローカライザー」は新しいものと交換されたと言います。
三角の土手の上にコンクリートの基礎が置かれその上にアンテナが設置されていました。

※1 「ILSローカライザー」とは、着陸しようとして滑走路に接近して来る航空機に対して、電波を発信して滑走路の侵入コースを指示する無線着陸援助装置なんですよ。この「ILS」がある事によって、たとえ天候不良で視界が悪くても、航空機を安全に滑走路に誘導してくれるんですよ。

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「ILSローカライザー」の分かりやすい解説動画

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ご説明ありがとうございました 疑問に思ってたことがほぼスッキリしました
    不幸な事故ではあるけれど見れば見るほど???ってなことが多くて
    タラレバ論にはなるけれど もうちょっとどうにかならなかったのか・・・

    • HotCola さん
      こちらこそ読んでいただきありがとうございます!
      飛行機事故、最近多いですよね。今回の事故も悲しい事故でした。亡くなられた方のご冥福お祈りいたします。

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