【海に眠るダイヤモンド】朝子が憧れるギヤマン、いくら?江戸時代の舶来品は間違い?

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12月15日放送のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」第8話では、こっそり長崎でデートを重ねる鉄平(演 神木隆之介) と朝子(演 杉咲花) の姿が描かれました。朝子は長崎に来るたびに覗きに来るというガラス製品を扱う食器屋で、ショーウィンドーに飾られた「ギヤマン」にうっとりしていました。朝子が憧れるあのギヤマンのガラス器はいくらするのか? 調査しました。調査をすると、ドラマの矛盾点も発見! それについても解説します。

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【海に眠るダイヤモンド】朝子が憧れる「ギヤマン」、いくら?江戸時代の舶来品は間違い?

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第8話では、交際をスタートさせた鉄平(演 神木隆之介) と朝子(演 杉咲花) が人の目をしのんで端島を離れ、長崎でデートを重ねる様子が描かれました。朝子が長崎に来るたびに立ち寄ると言っていたガラス器を扱う骨董品屋で、朝子はショーウィンドーの「ギヤマン」にうっとりしていました。

「ギヤマン」とは　江戸時代後期にヨーロッパから輸入されたガラス器の事で、当時日本で製造されていたガラス製品「ビードロ」と区別され、高級ガラス製品として扱われていました。「ギアマン」はポルトガル語の「diamante」やオランダ語の「diamant」といった「ダイヤモンド」を意味する言葉が語源といわれています。また「ギヤマン」はダイヤモンドのような輝きがある事、またガラスの加工にダイヤモンドが使用されていたことからその呼び名が定着したといいます。

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「ダイヤモンドよりギヤマンが欲しい」という朝子、鉄平はこの「ギヤマン」がいくらするのか? 気になっていました。劇中ではこの「ギヤマン」がいくらなのか具体的な価格は明かされていませんでしたが、

このギヤマンの 価格が判明しました!!
しかも朝子が見ていた「ギヤマン」、
そのものの現在の販売価格です!!

朝子が憧れている「ギヤマン」

島津薩摩切子
天開花瓶
サイズ　高16センチ　径10.7センチ
※価格は色によって異なります。
赤／ルリ金赤　12万3200円
緑／蒼黄緑　　11万7700円
青／ルリ緑　　11万7700円

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島津薩摩切子
舞姫
サイズ　高17センチ　径6.7センチ
※価格は色によって異なります。
赤／ルリ金赤　9万2400円
緑／蒼黄緑　　8万6900円
青／ルリ緑　　8万6900円

ドラマに登場した「ギヤマン」は、
鹿児島県の株式会社薩摩工業が製造する
「島津薩摩切子」というガラス製品でした!

「島津薩摩切子」なら舶来品ではない?!

劇中に登場した「ギヤマン」は、
「江戸時代の舶来品」と札が出ていましたが、

その設定は間違いという事になります。
※ドラマ上の設定では海外の輸入品という事になっていましたが、
実際は日本で製造されたかセラス製品が撮影には使われていました。

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江戸時代の後期に長崎県の出島にたくさん輸入されていたヨーロッパ製のガラス製品・「ギヤマン」は色ガラスも用いられていましたが、主に透明ガラスに彫刻を施したものが多かったようです。

江戸時代後期にヨーロッパから輸入されたギヤマン