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【海に眠るダイヤモンド】鉄平が亡くなった坑内火災とは?/九片治層坑道の自然発火事件

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【海に眠るダイヤモンド】鉄平が亡くなった坑内火災とは?/九片治層坑道の自然発火事件
Image by Thomas Staub from Pixabay(加工して掲載)

12月1日放送のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」第6話で、鉄平は1964年の炭鉱の坑内火災に巻き込まれた事が明らかになりました。いづみの話では「鉄平がどうなったのかわからない」と話しているので、ドラマではこの事故で鉄平は行方不明になったままなんだと思われます。端島では実際、1964年に九片治層坑道で自然発火事件が発生しており端島の転機となるような大きな被害が出ています。鉄平を巻き込んだと思われるこの坑内火災、九片治層坑道の自然発火事件について解説します。

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目次

【海に眠るダイヤモンド】
鉄平が亡くなった坑内火災とは?/九片治層坑道の自然発火事件

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第6話で鉄平を巻き込んだ炭鉱の坑内火災、「九片治層坑道の自然発火事件」は、1964年(昭和39年) の8月中旬、お盆休み明けに発生しました。

軍艦島デジタルミュージアム」によりますと、自然火災が起きたのは、当時の石炭採掘の最深部に近い、海底約940メートルほどの坑内で発生しました。

九片治層坑道、自然発火事件現場

九片治層坑道の自然火災事件で水没させざるを得なかった端島主要坑道1
端島(軍艦島)海底炭鉱断面図/資料:鉱業所資料
画像出典:一般財団法人エンジニアリング協会「端島炭鉱(軍艦島)」より(一部加工して掲載)

海水による消火活動が行われ、いったんは鎮火したように思われましたが、10数時間後に再び燃え上がり爆発事故となりました。

この爆発事故で9名が負傷、1名が亡くなっています。この亡くなった1名というのがドラマでは荒木鉄平だったという設定なのかもしれません。

この爆発事故の後、事故現場をコンクリートで密閉しようとしていた際に再び爆発が起こり、更に21名が負傷、死者1名を含む合計31名が負傷するという大事故に発展。

坑道を生かしたまま火災を消火することが不可能となり、坑道内に海水を入れて坑道を水没させることによって火災を食い止めたといいます。

当時、メインで石炭採掘していた「端島主要坑道」をこの坑道火災で失った事で、端島の炭鉱の規模は縮小を余儀なくされたとの事です。この事故で多くの炭鉱夫が端島を去り、翌年の1965年に「三ツ瀬区域」の新坑が開発されるまでは、端島の石炭産出量も低迷したと言われています。

九片治層坑道の自然火災事件で水没させざるを得なかった端島主要坑道2
端島(軍艦島)海底炭鉱区領域図/資料:鉱業所資料
長崎市発行「軍艦島」リーフレットより(加工して掲載)

1964年/九片治層坑道の自然発火事件 時系列(※参考資料:高島炭鉱史)

日付時間坑道火災の状況
8月17日午前2時ころ海面から940メートル下にある九片治層坑道で自然発火が発生。注水による直接消火開始。
午後11時40分ころガス燃焼による爆発が発生。10名が負傷。その内1名が搬送先の病院で亡くなる。
8月18日終日注水消火に失敗し、火災現場を密閉することになり作業が開始される。
8月19日午前1時ころ火災現場の仮密閉完了。
午後8時ころ完全密閉の作業中に再び爆発が発生。密閉した部分が吹き飛ぶ。21名が負傷。これ以上被害を拡大しないために、坑道を水没させることに決定。
8月20日~25日火災現場を水没させる作業開始。
25日に坑道の最深部の完全水没完了。

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まとめ

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第6話では、鉄平が端島の閉山時(1974年)にはすでに亡くなっていたことが判明しました。鉄平が巻き込まれた炭鉱の坑内火災、実際に1964年に起きていた「九片治層坑道の自然発火事件九片治層坑道の自然発火事件」とはどんなものだったか調査し事故の概要を解説しました。

ドラマの第6話が1963年の8月の出来事が描かれていたので、その1年後には鉄平が事故で亡くなってしまうという事になります。朝子は鉄平に告白された翌年に鉄平を失ってしまう事になりますから、人生に大きな悔いを残してますよね。。。

鉄平が翌年亡くなるのにドラマはまだ第6話までしか辿り着いていません。まだまだ放送回数を残していますが、どんなことが描かれるのでしょう。。。今後の展開、楽しみです!

第7話予告編

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