フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室(全決)」第7話では、神隠し事件の5番目の被害者、刀田楓真社長が登場します。劇中で、スカーフを巻いた刀田楓真社長の首の後ろに何やら白い紙の札のような、商品タグのようなものが見えました。あれが何なのか? 気になった方多いと思います。本記事では、刀田楓真社長の首の後ろの白い紙札・ラベルが何なのか? また、全領域異常解決室(全決)の敵として立ちはだかるテミスホールディングスCEO、寿正の正体について考察します。
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【全領域異常解決室(全決)考察】第7話
刀田社長の首の白い紙札・商品タグは何?
第7話予告編
ドラマ「全領域異常解決室(全決)」第7話では、ヒルコが芹田(演 迫田孝也) を襲ったとする偽の犯行声明を使って、刀田楓真社長(とうだふうま/演 ジャン・裕一) が雨野小夢(演 広瀬アリス) をおびき出し、車に乗せるシーンが描かれました。
第7話に登場した刀田楓真社長
この時の刀田楓真社長は後に本人ではなく、偽物だったことが分かるんですが、雨野小夢を車に乗せる際、スカーフを巻いていた刀田楓真社長の首の後ろに、何やら白い紙のような、商品タグみたいなものが見え隠れしていました。かなり気になる感じではっきり映り込んでいたので、これは何かの伏線なのか? と考えた視聴者も多かったと思います。
これ、間違いなく伏線だと思われます!
刀田楓真社長の首の後ろに付いていた
白い紙のお札のような、商品タグのようなものは何か?
結論から言うと、
これは「式札(しきふだ)」だと思われます。
「式札(しきふだ)」とは和紙で作られた人形(ひとがた) のお札で、
陰陽師(おんみょうじ)※1が操る「式神※2」を召喚する際に使用するお札です。
陰陽師が念を込めると
式札が人間や鬼神に姿を変えます。
人形(ひとがた)の和紙のお札を「式札」と言います。
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この式札が、折りたたまれた状態で
刀田楓真社長の首の後ろに
貼り付いていたと考えられます。
要するに
偽の刀田楓真社長は式神だった
という事になります。
となると、偽の刀田楓真社長(式神)を操っていたのは誰か? という事になりますよね。それが以下で解説する寿正(演 野間口徹) だと思われます!
第7話に登場の寿正はヒルコなのか?
寿正役を演じる野間口徹さん
第7話の流れから、未解決の「連続神隠し事件」の犯人はビッグデータの解析をする企業、テミスHDのCEOの寿正の仕業の様です。
連続神隠し事件は
ヒルコの仕業ではなく犯人は寿正。
寿正は人間なので、ヒルコではない。
という事になります!
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当ブログではヒルコの正体は、荒波健吾刑事(演 ユースケ・サンタマリア) ではないかと推測しています。それにつきましては以下の記事に詳しく解説していますので、そちらをお読みください。
第6話で八百比丘尼(やおびくに) の犬塚真澄(演 関めぐみ) が研究していた不老不死のサプリメントは人魚の肉が古すぎて、不老不死の効果が無かったという結果になっていました。第7話に登場した月読命(つきよみのみこと/演 石田ひかり) は月明かりの元で時間を操る能力がある神様なので、古すぎる人魚の肉をフレッシュな状態に戻してもらい、
寿正はその人魚の肉を食べて
不老不死を得て、
神様に匹敵する寿命を
手に入れようとしています。
寿正は偽の刀田楓真社長を式神として操る事が出来たという事は、寿正はビッグデータを収集、AI活用で普通の人間が呪術のような力を持ったというだけではなく、
寿正は
陰陽師または役小角(えんのおづぬ) に
匹敵する力を持っている
可能性があります。
一般的に式神を操るのは陰陽師とされています。ただの人間に式神は操れません。
第6話では犬神に祟られる被害者が出ていましたが、陰陽師は犬神を式神として操れると言います。ヒルコが念を込めた犬の毛を送り付けていましたので、ヒルコに成りすました寿正が陰陽師である可能性は高いと思われます。
第7話冒頭の居酒屋で、雨野小夢(演 広瀬アリス) と興玉雅(演 藤原竜也) との会話の中で「役小角(えんのおづぬ) 」という人物の名前が上がっていました。この人物は修験道(しゅげんどう)※3の開祖で厳しい修行の果てに呪術が使え、鬼神を使役できるほどの法力を持っていたとされています。要するに役小角も式神を操っていたという事です。
しかし役小角は陰陽師ではありません。陰陽師が登場したのは飛鳥時代とされていて、最も栄えたのが平安時代でした。役小角が生きていたのは飛鳥時代で、役小角の修行法や教えが後の陰陽道の発展に影響を与えたと言われています。
「修験道の教典形成と天台宗/著 宮家準」によりますと、修験道の開祖・役小角には12人の弟子がいたとされています。役小角の4番目の弟子が「寿元」という弟子でした。この寿元は自分の出身地、福岡県と大分県の県境にある彦山(現・英彦山)に熊野権現を勧請して、役小角の教えを納めたと言われています。
第7話に登場した
寿正は、役小角の弟子「寿元」の末裔の修験者
の可能性があるんですよ。
寿正の目的は「修理固成、神の総入れ替え」といっていますから、新鮮な人魚の肉を食べて、不老不死を獲得し、日本の八百万の神様と戦争しようって事なんだと思います。寿正がCEOを務める会社「テミスホールディングス」の「テミス」はギリシア神話の女神というのも興味深いところですw。
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神様にまつわる記憶を消す呪文「事戸渡し※4」が扱えるのは、神様と、役小角(えんのおづぬ) レベルの修業を積んだ人間にしか扱えないと言うことになっていますが、寿正が役小角の弟子の末裔の修験者だとすると「事戸渡し」が使える可能性があります。また寿正が式神を操れるとすると、式神は位の低い神なので、式神も「事戸渡し」が出来る可能性が高いんですよ。
まとめ
ドラマ「全領域異常解決室(全決)」のFOD先行配信の第7話で、刀田楓真社長(演 ジャン・裕一) の首の後ろについていた白い紙の札のような、商品タグのようなものがやけに気になったことから、その白い紙が何なのか? について考察し、それに伴って、第7話に登場した寿正の正体まで考察しました。
要するに
一連の「連続神隠し事件」は
ヒルコによるものではなく、
寿正の犯行によるものだ
と推測します。
ドラマ「全領域異常解決室(全決)」では神様vs神様の対決を描くドラマの様相を呈していましたが、神様vs神になろうとする人間との闘いになりそうですね。
寿正が経営するテミスホールディングスが手掛けているビッグデータの解析は、内閣官房が依頼している仕事で、全領域異常解決室が連携しているのも、神様の存在を認知している内閣官房国家安全担当審議官の直毘吉道(演 柿澤勇人) ですから、直毘吉道はもしかしたら寿正のスパイの可能性も出てきました。
ドラマ「全領域異常解決室(全決)」第7話もめっちゃ面白かったですよね。今後の展開が楽しみです!
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