最新情報を追記しています!
※この記事のドラマ考察は残念ながら外れでした。
追記に答えが書かれています。
TBS日曜劇場「アンチヒーロー」がいよいよ佳境に入ってきましたね。ドラマの冒頭からその存在が謎になっていた、すでに亡くなっている桃瀬礼子(モモセレイコ/演 吹石一恵) がかなりドラマ「アンチヒーロー」の本筋に絡む重要人物であることが分かってきました。5月26日放送の第7話まで来てようやく、桃瀬礼子(モモセレイコ)の正体がおぼろげに見えてきました。これまでドラマ中に描かれてきた桃瀬礼子(モモセレイコ) に関する情報を基に、桃瀬礼子(モモセレイコ)の正体と明墨弁護士(演 長谷川博己) との関係性に迫ります!
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【アンチヒーロー】モモセレイコの正体は?見えて来た明墨との関係
桃瀬礼子(モモセレイコ)の墓参りをして涙を流す明墨弁護士
『アンチヒーロー』ラストシーンの考察広がる「明墨さんが泣いてる意味は…」(写真 全20枚)https://t.co/ERARkFTTiw
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) April 21, 2024
#ドラマ #アンチヒーロー @antihero_tbs
桃瀬礼子(モモセレイコ) はドラマ「アンチヒーロー」の第1話ではすでに亡くなっている人物として登場しています。墓参りに来た明墨弁護士(演 長谷川博己) が涙を流していた事から、桃瀬礼子(モモセレイコ) は明墨弁護士の元恋人、あるいは元妻ではないか? と考えられていました。
しかし、第4話で桃瀬礼子(モモセレイコ) はかつて保護犬の救援救護活動をしているNPO法人、「わんはっぴー」のボランティアであることが判明。桃瀬礼子(モモセレイコ) は幼い女の子・紗耶に寄り添うように写真に収まっていた事から、桃瀬礼子(モモセレイコ)は死刑囚・志水の妻ではないか? と言われていました。※第4話時点では紗耶と志水の親子関係は明かされていませんでしたが第7話で確定しました。
桃瀬礼子(モモセレイコ)【左端】
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桃瀬礼子(モモセレイコ)のお墓を検証
桃瀬礼子(演 吹石一恵) の墓石には、桃瀬礼子(モモセレイコ) の生まれた年と亡くなった年が刻まれています。
【注目ポイント】
— 『アンチヒーロー』【公式】 (@antihero_tbs) May 5, 2024
こちら覚えておいてください✝️
第4話は今夜9時!
お見逃しなく!#日曜劇場#アンチヒーロー pic.twitter.com/SxZ5AzbvH9
- 桃瀬礼子(モモセレイコ)が生まれたのは1978年。
存命なら今年、46歳です。
この年頃であれば、明墨弁護士(演 長谷川博己) の元恋人もしくは元妻、志水死刑囚(演 緒形直人) の元妻、紗耶の母親とも考えられますよね。 - 没年は2018年。
今から6年前になります。
今、ドラマ的には12年前の「糸井一家殺人事件」にすべてのエピソードが繋がっているという流れになっています。桃瀬礼子(モモセレイコ) が亡くなったのは6年前なので、一見、「糸井一家事件」とは関係なさそうに見えるんですが、下記の騒動が起きたのが6年前となっていて一致しているんですよ。
明墨法律事務所の紫ノ宮弁護士(演 堀田真由) が大学の卒業式が終わって自宅に帰ると、明墨弁護士が紫ノ宮の父、千葉県警の倉田刑事(演 藤木直人) に激しく詰め寄っている場面に出くわしています。明墨弁護士は、「糸井一家事件」において、志水に有利な証拠を隠蔽しただろう!? と倉田刑事に詰め寄っていました。この騒動が起きたのが6年前と紫ノ宮が語っています。
要するに
6年前に、志水が冤罪と思われる
証拠が明らかになり、
そのタイミングで
桃瀬礼子(モモセレイコ) が亡くなっている
という事です。
この事をどうとらえるか? 何ですよ。桃瀬礼子(モモセレイコ)が「糸井一家事件」と全く無関係という可能性もありますが、TBS日曜劇場のドラマですから、ここは関係ありとして考察を進めます。
桃瀬礼子(モモセレイコ) が「糸井一家事件」に何かしら関係していて、志水死刑囚の冤罪の可能性が高まったという6年前のタイミングで亡くなられていることを踏まえますと、桃瀬礼子(モモセレイコ) は自ら命を絶ったのではないか?と考えられます。
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桃瀬礼子(モモセレイコ) の正体を考察する
桃瀬礼子(モモセレイコ/演 吹石一恵) が明墨弁護士(演 長谷川博己) の元恋人、元妻であった場合、このタイミングで自ら命を絶つ動機となるものが浮かびません。。。
逆に、
志水死刑囚の元妻である可能性は
高まります。
志水死刑囚(演 緒形直人) は、逮捕直後は犯行を否定し無罪を主張しました。しかしある時を境に、犯行を認め起訴され第1審で死刑判決を受けるも、控訴もせずに死刑判決を受け入れるという行動をとっています。逮捕直後の無罪を主張していた志水が嘘をついていなかったとすると、誰かを庇って死刑を受け入れたという事になります。
志水が庇う対象は、身内である妻の桃瀬礼子(モモセレイコ) もしくは紗耶(演 近藤華) のどちらかだと思われます。仮に志水が庇っているのが妻の桃瀬礼子(モモセレイコ)であった場合、その後に幼い娘を一人残してこの世を去るという事が考えにくいんですよ。父親は死刑囚なわけですから、側にいられません。桃瀬礼子(モモセレイコ) が何が何でも育てなければいけないわけで。。。
志水が庇っているのが娘の紗耶であった場合、「糸井一家事件」の真犯人は紗耶という事になります。当時まだ5歳の女の子がどうやって。。。と思う方も多いと思います。紗耶が「糸井一家事件」の真犯人である可能性については以下の記事に詳しくまとめています。
もし本当に紗耶が「糸井一家事件」の真犯人であったら娘のしでかした事の責任を取って自ら命を絶つ、という行動をとったという事であれば、理解できる部分がありますよね。こちらも紗耶が一人残されてしまいますが。。。
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桃瀬礼子(モモセレイコ) の正体、手掛かりになるは紫ノ宮弁護士がつけた手紙
しかし、5月26日放送の第7話で紫ノ宮弁護士(演 堀田真由) が明墨弁護士のオフィスでこっそり「糸井一家事件」のファイルを盗み見するシーンがありました。
そしてそのファイルから紫ノ宮弁護士が手紙を見つけます。手紙の中身については現時点では一切何も明かされていませんが、この手紙の存在だけでも、桃瀬礼子(モモセレイコ) の正体がおぼろげに見えてくるんですよ。
上記画像の左端に、青い色の花の押し花で作ったしおりが見えます。この花は恐らく「リンドウ」の花。リンドウの花は、第1話で明墨弁護士が桃瀬礼子(モモセレイコ) の墓参りをした際に手向けた花と同じです。
第1話でリンドウの花束を手に
桃瀬礼子(モモセレイコ)の墓参りをする明墨弁護士
紫ノ宮弁護士が見つけた手紙は、リンドウのしおりの挟まったファイルのポケットから見つけているので、
この手紙を書いたのは
恐らく桃瀬礼子(モモセレイコ)
と推測できます。
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手紙の表書きには「明墨君へ」と書かれています。明墨弁護士に対して「明墨君へ」と書く人物はかなり限定されますよね。
- 桃瀬礼子(モモセレイコ) は明墨弁護士の元妻ではない。
夫婦間で夫を君付けで呼ぶ妻はゼロではないでしょうけど、かなり可能性は低いです。 - 桃瀬礼子(モモセレイコ) が明墨弁護士の元恋人である可能性は、ここで復活です。
- 桃瀬礼子(モモセレイコ) が志水死刑囚の妻である可能性はほぼゼロに。
夫を取り調べていた検察官が明墨でしたから、その検察官の明墨に対して被告人の妻が「明墨君へ」と記した手紙を書くとは考えられませんよね。
もしかすると、この手紙は桃瀬礼子(モモセレイコ) が亡くなる前に最後に明墨に宛てた手紙なのかもしれません。明墨弁護士と近しい間柄で、「糸井一家事件」に関係しているとしたら、桃瀬礼子(モモセレイコ) は法曹界の人間の可能性があります。
桃瀬礼子(モモセレイコ) も明墨と同じ「検事」だったのか?
「糸井一家事件」は伊達原検事が陣頭指揮を取って解決した事件だったという事が第6話で明らかになっています。そして伊達原の口から、志水を起訴し、死刑を求刑したのは検事時代の明墨だと語られています。要するに「糸井一家事件」の担当検事が明墨だったようです。
その明墨検事に対して「明墨君へ」と書ける人物は、明墨検事の同期より上の立場の人間という事になります。「糸井一家事件」の担当検事が明墨であったら、彼に先んじて責任を痛感して自ら命を絶った人物がいたとは、ちょっと考えにくいです。
桃瀬礼子(モモセレイコ) は志水の「弁護士」だったのか?
桃瀬礼子(モモセレイコ) が志水の弁護士だった場合、志水を救えず死刑の判決が出てしまったら責任を感じて自ら命を絶ってしまったのでしょうか? この考えも微妙です。
弁護士の仕事をしていたら、クライアントを救えないというケースは少なからずあるはず。そのたびに命を投げ出してまで責任を取ろうとするか? と言ったらそんなことしないよなって思いますよね。そもそも、志水は第1審の死刑判決に対して控訴もせずに死刑判決を受け入れています。その志水の弁護士がそのような行為に及ぶとはとても辻褄が合わないんですよ。
だとすると桃瀬礼子(モモセレイコ) は何者なのか?
桃瀬礼子(モモセレイコ) は
「糸井一家事件」の裁判官だったのではないか?
と推測します。
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12年前の「糸井一家事件」の裁判で志水被告に死刑判決を出したのは当時、千葉地方裁判所の裁判官を務めていた瀬古判事(演 神野三鈴) であった事は第6話で判明しています。
しかし、日本の地方裁判で人の命を奪った重大事件の場合、裁判は「合議制」の裁判員裁判が行われます。1人の裁判官だけで裁判を行う「1人制」に対して、「合議制」では裁判官は3人(裁判長1人と陪席裁判官2人)、裁判員は6名で被告人を裁きます。
桃瀬礼子(モモセレイコ) は
陪席裁判官の内の一人だった
可能性が高いです。
合議制の裁判員裁判で、判決は多数決で決まります。裁判官と裁判員が一人一票を持ち、過半数に達する必要がありますが裁判官と裁判員双方の意見を含まなければなりません。
合議制裁判員裁判は、裁判官3人、裁判員6人体制なので過半数は5人以上です。裁判官が少なくとも1人手を上げないと有罪判決にはならず、無罪となります。
「糸井一家事件」の裁判長は瀬古判事でしたが、12年前はまだ悪い判事ではなかった可能性があります。この事件をきっかけに大出世した伊達原検事ですが、瀬古判事は12年後の現在も地方裁判所の裁判官ですから、特に大出世しているわけではありません。
瀬古判事が普通の判事であった場合、志水被告を死刑判決にするために必要だった裁判官の一票は、瀬古判事の一票ではなく、桃瀬礼子(モモセレイコ)判事の一票が決め手になったとは考えられないでしょうか? 桃瀬礼子(モモセレイコ) が不正をしていたわけではなく、純粋な裁判官の判断をしていたと思われます。明墨と桃瀬礼子(モモセレイコ) が司法修習の同期であったら、明墨が死刑を求刑した人物であれば、その意見を支持しようと考えたのかもしれません。。。
そう考えると、志水死刑囚が冤罪だった場合、責任を大きく感じる可能性があります。
桃瀬礼子(モモセレイコ) が「糸井一家事件」の裁判官であった場合、志水に対して死刑判決を出すことは職務ですからなんの後ろめたさもなかったはずです。しかし自分が死刑判決を出した後の志水の娘の紗耶の事を心配していたのかもしれません。現在、養護施設で生活している紗耶ですから、当時紗耶に母親がいなかった可能性があります。
保護犬を世話する「わんはっぴー」で桃瀬礼子(モモセレイコ) が紗耶を精神的にも肉体的にもケアし支えていたのかもしれません。写真に写る紗耶を見る限り、桃瀬礼子(モモセレイコ)にもなついているように見えました。
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しかし、6年前に死刑判決を出した志水死刑囚に冤罪の可能性が浮上。志水に有利な証拠が隠蔽されていた事を知った桃瀬礼子(モモセレイコ) が誤った死刑判決を出してしまったことに絶望し紗耶に顔向けできなくなって自ら命を絶ってしまったのではないか?と推測します。
桃瀬礼子(モモセレイコ) が明墨に宛てた手紙には、「糸井一家事件」の真相の全てが書かれているとは思いませんが、裁判長だった瀬古判事の不可解な点は記されていたのかもしれません。
桃瀬礼子(モモセレイコ) の手紙を明墨が受け取ったことで、明墨は「糸井一家事件」の真相を解明して、志水死刑囚を無罪にしようと執念を燃やしているのではないかと推測します。
桃瀬礼子(モモセレイコ) は何者なのか?
桃瀬礼子(モモセレイコ) の正体は?
その答えは
桃瀬礼子(モモセレイコ) は
「糸井一家事件」の第1審の裁判官の一人で
恐らく
明墨弁護士とは司法修習の同期ではないか?
と推測します。
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追記 2024年6月3日 第8話放送でモモセレイコの正体が判明!
6月2日のTBS日曜劇場「アンチヒーロー」第8話にモモセレイコの正体が描かれました。
モモセレイコは、明墨の元同僚の検事でした。
亡くなったのは病死でした。
予想がだいぶ外れてしまいました、申し訳ありません。。。モモセレイコの亡くなったのは自ら命を落としたと考えていたのがそもそもの間違いでした。
モモセレイコは死刑囚・志水の冤罪にいち早く気付き調査していたという事です。それを手紙で明墨に伝え、明墨がモモセレイコの調査を引き継ぎ、志水を無罪にすべく動き出したという事でした。
モモセレイコの病死を予想するのは難しかったです。。。
まとめ
TBS日曜劇場「アンチヒーロー」もいよいよ佳境に入ってきました。ドラマの第1話から謎の人物だった「桃瀬礼子(モモセレイコ)」も今後の第9話以降、映像として登場するようです。
明墨とモモセレイコが恋人関係だったかどうかは分かりませんが、下記のモモセレイコの書き記した明墨へのメッセージを見ると、愛がしっかりとそこにはあったように感じます。
ちなみに、
桃瀬礼子(モモセレイコ) が好きだったと思われる
リンドウの花の花言葉は、
勝利 正義 誠実
です
なんか、ジ~ンと来た!!
ドラマ「アンチヒーロー」ここまでかなり面白いドラマで、観ていて引き込まれます。ドラマは恐らく全10話構成なのであと2話しかありません。次回から怒涛のストーリー展開が予想されます。今後の展開に注目です! 日曜日が来るのが楽しみです!!
第9話予告編
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