なぜ大谷翔平の新ユニフォームのパンツは透けるのか?理由は?

2024年シーズンからロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平選手。フルユニフォームを着た姿が公開されましたが、大谷翔平選手のユニフォームのパンツが透けていると話題になっています。パンツに入れたジャージのシルエットが薄っすら見えています。なぜこんなことになったのか? 大谷翔平選手のユニフォームのパンツが透ける理由について調査しました。

クリックすると透けているのが分かります

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なぜ大谷翔平の新ユニフォームのパンツは透けるのか?
透けているのは大谷翔平だけではなかった!

上記のX(旧ツイッター) で示した通り、大谷翔平選手のユニフォームのパンツは透け透けで中に入れたジャージのシルエットが見えてしまっているんですが、透けているのは大谷翔平選手に限った事ではありません。

山本由伸選手も透けています。

ロサンゼルス・ドジャースの他の選手も透けています。

セントルイス・カージナルスのヌートバー選手も透け透けです。

シアトル・マリナーズのカル・ローリー選手の透け具合は中々です。

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要するに、大谷翔平選手のユニフォームのパンツが透けていたのは、ドジャースの球団の問題ではなく、MLBが全チームのユニフォーム製作を請け負っているナイキ社に問題があることが分かりました。

※2024年のMLBのユニフォームは、デザインはナイキ社、製造はファナティクス社です。

ナイキ社は2024年シーズンから新たな技術で開発された素材、「VAPOR PREMIER(ペイパー・プレミア)」を導入しました。「VAPOR PREMIER(ペイパー・プレミア)」は通気性と軽量性に優れた高機能素材で、これまでのユニフォームよりも、伸縮性が25%向上し速乾性が28%早まったといいます。

しかしながら、「VAPOR PREMIER(ペイパー・プレミア)」の原材料は90%のリサイクルポリエステルとのことで、リサイクルポリエステルは、リサイクルでないバージン・ポリエルテルと比較すると、品質が落ちるという欠点があります。

実際の所、今季のユニフォームは現役のメジャーリーガーからの評判もすこぶる悪く、ロサンゼルス・エンゼルスのテイラー・ウォード選手は「レプリカのユニフォームのようだ」と述べていますし、ボルチモア・オリオールズの匿名の選手は「パフォーマンスウェアとしての着心地は良いと思うが、見た目はTJ Maxx^※1のジャージの模造品のようだ」と語っています。

※1　TJ Maxxとはアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ヨーロッパ圏で展開する大手のディスカウントストアです。

ナイキ社とファナティクス社が製造するMLBのユニフォームですが、ファン向けに製造されるユニフォームについても「VAPOR PREMIER(ペイパー・プレミア)」が採用されたものがすでに販売されており、選手が着用しているものと同等のクオリティーで作られる「エリートユニフォーム」の品質も非常に出来が悪く、触った感じが「キッチンペーパーのようだ」とMLBユニフォームの愛好家から酷評されています。

エリートユニフォームを酷評する愛好家
【日本語字幕を付けてご覧ください】