しかしながら、上記のストリートビューで見ますと、The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)は道路に面するホテルのたたずまいや公式ホームページを見る限り、ラグジュアリー感が際立っているという感じはありません。
最近の高級ホテルは、Youtubeにオリジナルのホテルイメージ動画を上げるのが普通になっているのですが、The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の公式動画は2本しかい上、内容もイマイチでちょっと情報不足感が否めません。
VIDEO
大きなバーとレストランもあるんですが、「これが売り!」というはっきりとしたものはないようでした。
The St. Regis Bar
Dining／Astra
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習近平国家主席が宿泊されたお部屋は?
習近平国家主席がThe St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)で宿泊されたお部屋についての公表はありませんが、The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)で最もグレードの高い、プレデンシャル・スイート に宿泊されたことは間違いないでしょう。
Presidential Suite-Butler
プレデンシャルスイート・バトラー
お部屋の広さ 288㎡
一泊室料 6300 USドル
日本円にして約94万8000円
2023年11月の宿泊料金
プレデンシャルスイート・バトラーのお部屋はホテルの最上階45階のペントハウスにあります。かなり広い客室で下記の3Dビューで客室内を散策出来ます。
客室を3Dビュー
3Dビューで客室を見ると、かなり広い間取りのようです。ホテルの外観からは想像できないくらい、客室内は充実していますが、ホテル全体の雰囲気からして1泊室料約95万円という額には少々驚きです。
The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の最安客室はどんなお部屋?
ホテルのグレードがどの程度か知るには、最上級の客室の様子や室料を見ても、庶民にはなかなかピンとこないものですよね。逆に最安の客室 の雰囲気と室料を知ると、あーここなら自分でも泊まれそう、とか、あー、ここは自分の手におえる場所じゃない。。。とか理解しやすいです。The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の最安の客室は以下になります。
Deluxe Guest room
お部屋の広さ 41㎡
一泊室料 475 USドル
日本円にして約7万 1560 円
2023年11月の宿泊料金
1泊室料7万円超え。。。ホテル全体の設え、雰囲気からこの価格には違和感
日本人の感覚だと 1泊室料3～4万円の感覚
この違和感は、恐らく円安と日本の経済衰退に起因
納得のいかない客室の室料の適正価格を、世界の物価指数から割り出してみる
世界の物価を比較する手段の1つに「ビッグマック指数」 というものがあります。「ビッグマック指標」とは、世界各国で販売されているビッグマックが1個いくらするかによってその国の購買力の違いを比較する指標 です。
ドイツのデータ視覚化に特化したStatista社調査による、
この最新のデータによるとサンフランシスコのあるアメリカと日本のビッグマックの価格は以下の通り。
・アメリカ ／5.58ドル(日本円で約845 円) 日本 ／3.17ドル(日本円で約480 円)
このビッグマックの価格の差を、上記のThe St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の最安の客室の価格に当てはめて計算してみますと、
845 : 480 = 7万1560円 : x 「x が日本人が妥当だと思うThe St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の最安の客室の価格です。
この計算式を解くと、x = 4万649円
The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の最安の客室は、 日本人感覚では1発室料が約4万円 という事になります。
あー!! やっぱり
というわけでThe St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)の1泊室料がかなり割高に感じられますが、それは円安と日本国の経済の衰退から生じる国の格差によるものが原因 でした。。。グローバルなレベルでは、この客室のレベルが7万円するのが当然、
外国人観光客が、日本に来て、日本は安い! 安い! と興奮されていたのは、こういう事だったんですよ。。。 これ、今後、日本人の海外旅行ってなかなかハードル高くなりそうですよね。。。
まとめ
中国の習近平国家主席がアジア太平洋経済協力会議(APEC)に参加するため、アメリカ・サンフランシスコを訪問されたというニュースを見て、習近平国家主席がサンフランシスコでどんなホテルに宿泊するのか興味を持ち、調査しました。
ホテルのホームページの作りや、ホテルの外観の様子、道路からホテルへのアプローチ、エントランスやロビーの雰囲気、Youtube動画にお金をかけてない事などから判断して、The St. Regis San Francisco(セントレジス サンフランシスコ)は、それほど格式高いホテルの印象は受けませんでしたが、最安値のツインルームの室料が7万円以上もして、日本人感覚でいくと相当なラグジュアリーホテルの価格帯で頭が混乱 しましたが、このホテルの最安のダブルの客室が7万円を超えるというのはもはや、先進国の物価指数では普通の価格 という事なんだと理解しました。
日本人感覚ですと習近平国家主席がサンフランシスコで宿泊されたホテルは、かなりお高いホテルという印象になりますが、世界標準では、やっぱりそれほど格式が高いホテルではない という事が判明しました。質素を好むという習近平国家主席らしいホテルのチョイス
それよりも何よりも、習近平国家主席の宿泊先を調べただけなのに、日本の経済力がここまで落ちてしまったことを思い知らされて、大きなショックを感じています。日本は完全に先進国から脱落してしまったんだな～という印象です。。。岸田首相は早く辞めないと日本はもっともっと落ちぶれちゃいますよね。。。
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