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【これは似すぎ!】「ナンバーアイ」のロゴ、人気バンド「ザ・ボーンズ」と酷似/パクリ疑惑が浮上

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最新情報を追記しています!
「うたばん」「とべばん」酷似問題にも追記で触れています。

泥棒
Krakenimages.com

ジャニーズ事務所を退所したタレントが次々に移籍し話題になっている滝沢秀明さんが主催する芸能事務所「TOBE」。その「TOBE」から10月15日に、新グループ「Number_i (ナンバーアイ)」の結成のニュースがYoutubeで発表となりました。新グループ「Number_i (ナンバーアイ)」は、平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんの元ジャニーズ「King&Prince」のメンバーで構成されるグループです。折角の新グループの門出ではあったんですが、早速、「Number_i (ナンバーアイ)」のロゴが日本の人気ロックバンド「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のロゴと酷似しており、パクリ疑惑が浮上しています。これ、ちょっとまずいんじゃないかな。。。という感じになっています。一体どういうことなのかデザイナーの端くれのボクが詳しく解説していきます!

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【これは似すぎ!】「Number_i (ナンバーアイ)」のロゴ、人気バンド「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」と酷似/パクリ疑惑が浮上

このロゴが酷似している件は、
単なる個人の感想から来るものではなく、
上記のようにすでにニュースになっている事案です。

TOBEの「Number_i」のロゴと、
人気バンド「The BONEZ」のロゴ
どの位似ているのかといいますと
。。。

「Number_i (ナンバーアイ)」のロゴ

※「Number_i (ナンバーアイ)」は「No.1」という言葉がコンセプトに含まれているとの事で、「N」「O」「I」の3文字を組み合わせたロゴとのことです。個人的な感想としては、真ん中の「O」がちょっと落ち着かない感じします。なんか中指に出来た「マメ」みたいな連想をしてしまいます。

「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のロゴ

※「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のロゴは2013年の9月にデザインコンペを開催してロゴデザインを公募、そして10月に決定したロゴとのことです。詳しくはコチラ

めっちゃ、似てる!!
これはまずいよね~

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そうなんです。かなり似ているんですよ。まー、アルファベットを2文字重ねただけの単純な構成のデザインですから、似ているものが出来てくる可能性は割と高いのは確かです。アルファベットの組み合わせのデザインは野球チームのキャップなどでよく用いられています。例を挙げれば、メジャーリーグのニューヨークヤンキースは「N」と「Y」の組み合わせたデザインです。

ニューヨークヤンキースのロゴ

単純な構成のデザインは、
似ているデザインは生まれてきやすいですが、
酷似してしまったらダメですよ。
それがデザイナーの端くれとして生きて来たボクの意見です。

たまたまデザインしたものがすでにデザインされたものと酷似してしまった。その場合は、あとからデザインした人はそれをボツにすべきなんですよ。

ロックバンドの「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のデビューは2012年で、このロゴを発表したのが2013年です。2015年にはバンドのグッズ販売用のアパレル関係の商品に対する商標もすでに取得済みです。※日本の商標審査の基準上、バンド名について「テープ」や「CD」、「レコード」などの商品を指定しての商標登録は出来ません。

もともと「商標」というものは、商品やサービスを特定するための特別なマーク、目印です。例えば、ある人がロックバンドの「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のロゴのTシャツを着ていたとします。それを見た別の人が、「あの人、「Number_i」のファンなんや」と勘違いする可能性が高いです。その逆もあるでしょう。なのでそういった混乱は商標上あってはならないことなので、すでに商法取得済みの「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」にロゴ使用の権利があると言えるんですよ。

ちなみに、「Number_i (ナンバーアイ)」のロゴは
2023年10月16日16時の時点では、
特許庁への商標登録は出願もされていませんでした。

デザインの仕事をしているボクの意見ですと、今回TOBEが発表した「Number_i (ナンバーアイ)」のロゴの形態は、ロックバンド「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」の関連グループ、もしくは関連グッズに用いられる場合のみ、OKとなる程デザインが酷似していると思います。二つのロゴの関連性とても感じられますし、この二つが別物、というのはなかなか一般的には考えにくいかと思います。

結局のところ「Number_i (ナンバーアイ)」のロゴと「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のロゴが似ているか似ていないかは、裁判を起こさないとはっきりした結論は得られません。判断するのは裁判を担当した裁判官になりますが、「Number_i」のロゴをデザインした人物の魂がデザイナーとして濁っていなければ、後発の「Number_i」のロゴは取り下げるのが筋ではないかと考えます。

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まとめ

デザインを生業にしている人間からすると、これは「パクったんだろうな」と感じてしまうレベルです。2020年に開催するはずだった東京オリンピックのロゴデザイン・パクリ事件を彷彿とさせるレベルで似ていると思います。ここまで大胆にやられたって事は、もしかしてデザイナー同一人物ではないか? と疑うレベルです。

まさかのサノケン、
再登場ってか?!

今回の「Number_i (ナンバーアイ)」のグループ名は、TOBEに新加入した岸優太さんの発案だといいます。しかし、このロゴを制作された方は別にいらっしゃるんでしょうか? 全くのデザインの素人の方が何の知識もなくデザインして、発表してしまうとこういう事も起きやすいんですが、これ、もしプロのデザイナーがやっていたらかなり大問題です。デザインしたものが他のものと被っていないか、発表する前にチェックするのは必須ですからね。

それにパクリをするデザイナーは、パクリを繰り返します。パクらないとデザインが出来ないんですよ。なんていうか、それは病気みたいなもので、常に何かをまねようとして資料ばかり見ている、そんな方たちです。TOBEが今回の件でもしプロのデザイナーを使っていたとしたらその方と仕事を続けるとまた同じようなトラブルに見舞われる可能性高いです。

東京オリンピックの時のあのデザイナーの仕事も、ほとんどパクリ、トレース作品ばかりでしたからね。

この騒動について、ロックバンド「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のメンバーの方たちはまだSNS等でのコメントは出されていませんが、今回の件で、一気に名前が知り渡り、SNSホームページにとんでもない量のアクセスが集まったことだと思います。まーそれはそれで、これをきっかけにロックバンド「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」のファンも増える可能性もありますから、「The BONEZ(ザ・ボーンズ)」にとってはプラスの面もあったと思いますけどね。。。

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