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【VIVANT】乃木家の家紋/丸い円に六角形の意味を考える

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TBSドラマ日曜劇場「VIVANT」、第5話までに分かったこととして、テロ組織「テント」のマークと乃木憂助の実家、島根県奥出雲の乃木家の家紋が一致しました。テロ組織「テント」のリーダーも乃木憂助の父、乃木卓/現地名 ノゴーン・ベキと判明。テントに乃木家が深く関わっていることが明らかになりました。なぜテロ組織「テント」のマークが乃木家の家紋になった理由はまだ解明ませんが、この乃木家の家紋のデザイン、「丸い円に六角形」の意味について考察しました。

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【VIVANT】乃木家の家紋/丸い円に六角形の意味を考える

TBSドラマ日曜劇場「VIVANT」は謎に包まれたドラマですが、第5話まで進んだことで見えて来た事があります。その中の1つ、乃木憂助は島根県奥出雲のたたら製鉄で栄えた刀鍛冶の家の出身でした。そして乃木家の家紋が、謎のテロ組織「テント」のマークでもあったことが判明しました。なぜ、乃木家の家紋がテロ組織「テント」のマークになったのかは現時点では明らかにされていないので、一旦置いておくとして、この記事では乃木家の家紋のデザイン、「丸い円に六角形」が意味する事について考察していきます。

乃木家の家紋

家紋(かもん)とは、個人や家族を識別するために用いられる日本の紋章である。 日本では、構造的な類似性に基づいて241種類の一般的な分類がなされており(1つの紋が複数の分類に属することもある)、5116種類の個別の紋が存在する(ただし、この分類に含まれていない失われた紋や無名の紋が存在することもよく知られている

引用:Wikipediaより

乃木憂助の実家、乃木家の家紋は日本の代表的な家紋241種の中には属していません。その他5000種以上の家紋が存在するそうですがその中にこの乃木家の家紋が含まれるかは不明ですが、恐らくドラマ制作者サイドで考案したオリジナルの家紋ではないかと考えられます。

出雲大社と関連があるのか?

まだドラマ「VIVANT」の正体が謎に包まれていたドラマスタートした当時、島根県の出雲大社で結婚式を挙げているシーンが予告編で公開されていましたので、ドラマのストーリーに島根県の出雲が深くかかわってくるのではないかと予想されていました。出雲大社の御神紋も六角形がモチーフとなったものなので、出雲大社と何か関係のあるマークではないかと言われていました。

出雲大社の御神紋
画像出典:出雲大社のホームページより

この出雲大社の御神紋にもみられる六角形は「亀甲紋」と呼ばれ、長寿の亀の甲羅の形がモチーフとなっています。しかし乃木家の家紋は六角形は丸い円の中に収まっており、似ていないとは言い切れませんがやはり伝わる印象は異なっています。

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奥出雲のたたら製鉄で栄えた乃木家から家紋のデザインを考える

ドラマ「VIVANT」第5話で、公安の野崎守(演 阿部寛) が、乃木憂助の出自を再調査し乃木憂助が島根県奥出雲にある名家の出身であることを突き止めました。奥出雲の乃木家は代々、たたら製鉄で財を成した奥出雲の御三家の一角を成す刀鍛冶の家系でした。

実際に、島根県の奥出雲は1400年も前からたたら製鉄が行われていた場所でした。そして、ドラマの中で登場した井上順さん演じる乃木憂助の伯父の住む家は、島根県奥出雲でたたら製鉄で栄えた櫻井家住宅が使われていました。ドラマの乃木家は実在したこの櫻井家をモデルにしていると仮定すると、乃木家の家紋のデザインが意味していることが見えてくるんですよ。

乃木家の家紋

乃木家の家紋
六角形は「日本刀」
丸い円はたたら製鉄の「炉」

を意味するのではないか?
と考えられます。

六角形が「日本刀」?
全然見えへんやん!!

六角形を日本刀に見なすのは
ちょっと苦しくないか?

という意見があるかもしれませんが、全然苦しくないんですよ。六角形は日本刀の断面の形です。下記の図のように日本刀の断面を見てみると六角形が縦に伸びた形をしていることが分かります。

ホンマや六角形しとる!!

そして日本刀は「折れず、曲がらず、よく斬れる」必要があります。これらを実現するために、日本刀は硬い鋼材と柔らかい鋼材を組み合わせて作られます。組み合わせ方にも様々な工法が存在します。

日本刀の断面と素材
日本刀の断面/素材の組み合わせの例
画像出典:国立歴史民俗博物館のホームページより

乃木家の家紋の形状から、
乃木家で代々伝わる日本刀の製造工法は
マクリ鍛えという工法だった可能性が高いです。

日本刀の「マクリ鍛え」製造工法
日本刀の「マクリ鍛え」製造工法
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乃木家の家紋の分析
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こう考えることで、乃木家の家紋に入った六角形の切れ目の説明も付きます。そして最後に、六角形を囲んだ「丸い円」については、たたらを行う「炉」ではないかと推測されます。現在見られるたたら製鉄の「炉」は四角い形をしていますが、この四角い「炉」は古くから存在していましたが江戸時代中期に多く普及したものだそうです。

現在見られるたたら製鉄の「炉」

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