2023年6月16日に違法薬物の所持で逮捕された俳優の永山絢斗容疑者。永山絢斗容疑者は今月30日に公開予定の映画「東京リベンジャーズ2」において重要な役どころで出演されていました。今回の不祥事で映画の公開がどうなるか? 危ぶまれていますが、この騒動を受けてお笑いタレントのカズレーザーさんが「なぜ映画製作者側は出演者に対して薬物検査を行わないのか?」と疑問を呈して話題になっています。確かに、そうですよね。事前に検査をしてクリーンな俳優陣を揃えれば今回の様な不祥事は起こり得ないわけですから。日本の映画製作では行われていないこの薬物検査ですが、海外の映画・エンタメ業界では薬物検査が行われているのか? 調査しました。
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海外の映画・エンタメ業界では薬物検査は行っているのか?【カズレーザーも指摘】
メイプル超合金・カズレーザー、永山絢斗容疑者の大麻所持容疑に「なぜ薬物検査を実施しないのか」待機作への影響に言及(モデルプレス)#Yahooニュースhttps://t.co/13O9FFTAvC
— ミズトリヒロユキ (@free_fowls) June 17, 2023
カズレーザー 「なぜ映画の作り手や配給会社は、映画の出演者に対して薬物検査を行わないのか?」
引用:フジテレビ『めざまし8』2023年6月16日放送回より
カズレーザーさんの疑問はごもっともです。
なぜ薬物検査行わないんでしょう?
特に今年、2023年は映画の公開がどうなるか? みたいな騒動が多いんですよ!! 2023年の6月の時点で、以下の映画の公開が危ぶまれました。
- WBC侍ジャパンの映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」が、侍ジャパンメンバーの山川穂高選手の不祥事で公開が危ぶまれました。→ 予定通り公開。
- 映画「緊急取調室 THE FINAL」が、出演していた歌舞伎俳優、市川猿之助さんの不祥事によって公開延期となりました。→ 代役を立てて撮り直し。
- そして今回の映画「東京リベンジャーズ2」が、出演俳優の永山絢斗容疑者の不祥事で映画の公開について審議中。
半年で3件はちょっと多すぎ!!
まー原因は全て薬物という訳ではありませんけどね。。。クリーンではない出演者の不祥事が立て続けに明るみに出て問題視されているんですよ。
海外のエンタメ業界では、出演者に対して薬物検査を行っているかどうか、調査したところ以下の事が判明しました。
エンタメ業界の最高峰、ハリウッドの映画産業ではどうなっている?
ハリウッドの映画・エンタメ業界では
薬物検査はケースバイケース。
エンタメと言ったらアメリカのハリウッドですが、ハリウッドの映画業界でも、映画の出演俳優に対する薬物検査は俳優のプライバシー保護の観点から一般的には行われていないそうです。しかし、作品やプロジェクトによっては薬物検査が行われることもあるそうで、ハリウッドの映画業界で薬物検査が行われるか否かはケースバイケースという事になるそうです。
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映画「007シリーズ」の製作で有名なイギリスの映画産業ではどうなっている?
イギリスの映画・エンタメ業界では
薬物検査を一般的に行っています!
正直、これはちょっと意外でした。ハリウッドで薬物検査が行われていないのであれば、世界の常識として薬物検査は一般的ではないと思ったんですが、イギリスの映画・エンタメ業界では薬物検査が日常的に行われているそうです。
イギリスのイギリス映画委員会(BFC)では、映画やテレビ番組の制作において出演俳優だけでなく撮影クルーやスタッフにまで、薬物とアルコール検査を行う事をガイドラインに定めています。検査を行う・行わないの判断はその映画やプロジェクトの製作会社に委ねられているといいます。
出演俳優や撮影クルー、スタッフの中にはプライバシーの侵害を盾に、薬物・アルコール検査を拒否することも出来ますが、そうした場合に雇用契約を解除される可能性がある事にもガイドラインには定められているといいます。
そしてイギリスでは、その検査体制もしっかり構築されており、下記の様な検査機関が、映画・エンタメ業界と密接に連携しているんですよ。
イギリスの映画・エンタメ業界が連携する、
薬物・アルコールの検査機関「Cansford Laboratories」
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まとめ
俳優の永山絢斗容疑者の逮捕によって、出演していた映画の公開がどうなるか? ということが話題になりました。お笑いタレントのカズレーザーさんが、「なぜ作り手は事前に薬物検査しないのか?」と指摘されたことを受けて、海外の映画・エンタメ業界ではその辺がどうなっているか気になったので調査をした結果、意外な結果が判明しました。イギリスの映画・エンタメ業界で薬物・アルコール検査は日常的に行われていてちょっとびっくりです。
2023年は映画の出演者の不祥事で公開が危ぶまれる件が頻発しましたので、これを機に日本の映画・エンタメ業界に薬物検査を取り入れる動きになるかもしれません。つい最近まで世界的な流行り病で、旅行時に陰性証明が必須だった時期もありましたから、日本の映画・エンタメ業界に薬物検査の導入はさほど困難ではないかもしれません。
それでも日本の映画・エンタメ業界に薬物検査が導入されないという事だと、それはそれで、この業界が健全なクリーンな業界ではない、という事になっちゃいますよね。もともと興行の絡んだ世界はそういう世界だという事なんですかね。
まーでも、日本もイギリスの映画・エンタメ業界をお手本にして、業界の透明化に努めたほうがいいですよね。このままじゃ、日本の映画・エンタメ業界、まだまだ似たような事これからも起きますよ。日本の貧困化がこんなところにまで影響を及ぼし始めたんでしょうか、こういう騒動を引き起こして利益を得ようとする人たちが増えてきているってことですからね。週刊誌や警察が動く前に、そういう悪い人たちの間で金銭のやり取りがあったりするのかもしれません。。。繰り返さないためには、日本の映画・エンタメ業界にも薬物検査を導入して、クリーンでない俳優やスタッフは排除しないとですよ!!
永山容疑者逮捕で三谷幸喜氏の“ヤバい”俳優への「オファー断ってください」呼びかけが話題に (日刊スポーツ) https://t.co/WJci2nVCXY
— ミズトリヒロユキ (@free_fowls) June 17, 2023
三谷幸喜さんの叫び、
切実ですよね~
日本の映画・エンタメ業界の健全化、
期待します!!
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