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左が今回、移動して沈没した「ジャンボ」(珍寶海鮮舫)、
右が残された「太白海鮮舫」(タイハクフローティングレストラン)
「沈没した」とか「沈没してない」とかで今、世の中を騒がせている香港の水上レストラン「ジャンボ」なんですが、実は香港の水上レストランはもう一つあったんですよ。上記の画像、見ていただくとわかる通り、「ジャンボ」の右側にもう一つ水上レストランがあります。こちらも「ジャンボ・キングダム」が経営していた水上レストランで「太白海鮮舫」(タイハク・フローティングレストラン)というそうです。日本のニュースではこの「太白海鮮舫」について触れている記事は全くありません。残された「太白海鮮舫」は今後どうなるの? これも移動するの? これも海に沈めちゃうの? 気になりますよねー。なのでちょっと調べてみました。
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◆ 香港の水上レストラン「ジャンボ」の沈没が作為的に思える件についてはこちらの記事にまとめています!下記からお進みください!
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香港の水上レストラン「ジャンボ」が沈没→作為的に思える4つの理由
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香港の水上レストラン「ジャンボ」、もう一つあった!
曳航されていく「ジャンボ」
End of an icon #jumbo #jumbofloatingrestaurant #hongkong #hk pic.twitter.com/YQTvztvjpG
— Jonny (@jonnnnyw) June 14, 2022
上記の動画を見ると、香港の香港仔(アバディーン)港から曳航されて移動になったのは、「ジャンボ」(珍寶海鮮舫)だけのようです。右側に接続していた施設は切り離されて香港仔(アバディーン)港に残ったままです。では残された施設はどうなっているんでしょう? 残された施設も、「ジャンボ・キングダム」が経営していた水上レストランで「太白海鮮舫」(タイハク・フローティングレストラン)というそうです。
この香港の水上レストラン、「ジャンボ」とか「ジャンボ・キングダム」とか「太白海鮮舫」とかいろいろ名称が入り組んでわかりずらいので、まとめると以下のようになります。
ジャンボ・キングダム(珍寶王国)
・珍寶海鮮舫(ジャンボ・フローティングレストラン)【以下「ジャンボ」で表記】
・太白海鮮舫(タイハク・フローティングレストラン)
「ジャンボ」と「太白海鮮舫」を合わせて、「ジャンボ・キングダム」(珍寶王国)と呼んでいるようです。
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「太白海鮮舫」とは
「太白海鮮舫」はこの香港の香港仔(アバディーン)港で最も古くから創業していた水上レストランだそうです。創業は1950年で、当時は木造船で営業していましたが1961年に現在の施設を建設、これは築61年になる建造物だそうです。香港の事を全く知らないボクからしてみたら、香港の水上レストランって言ったら「ジャンボ」1軒しかないと思っていたんですが、水上レストラン全盛期だったという1950年代には香港仔(アバディーン)港には10軒以上の水上レストランがあったそうです。1976年に「ジャンボ」が香港仔(アバディーン)港に創業したわけなんですが、当時は「太白海鮮舫」と「ジャンボ」は経営は別会社でライバル関係にありました。その後、1982年に合併し、ジャンボ・キングダム(珍寶王国)という形態になったそうです。この「太白海鮮舫」も「ジャンボ」と同様に2020年3月に閉店していて現在は廃墟状態だという事です。
現在の「太白海鮮舫」内部の様子
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香港仔(アバディーン)港に残された「太白海鮮舫」は今後どうなるのか?
香港仔(アバディーン)港に残された「太白海鮮舫」は今後どうなるのでしょうか? 「ジャンボ」のようにどこかへ連れ出されて、また海洋投棄で沈められてしまうんでしょうか? 日本のニュースでは「太白海鮮舫」について全く触れ事業引継ぎのられていないので、海外のニュースを調べてみますと、香港のニュースメディア「明報」によりますと、香港の議員の発言として「太白海鮮舫」は現在事業の引継ぎの話が来ていて、コチラは次のオーナーが決まる可能性があるとの事。「太白海鮮舫」の運営会社も、「太白海鮮舫」は「ジャンボ」よりも小さい施設でメンテナンス等のコストも低く抑えられていることから、直ちに香港から移動させるという事態にはなっていないといいますー。現在、商談している企業が新オーナーになれば引き続き香港で営業が継続される可能性あるとも伝えられています。
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築浅で本家の「ジャンボ」の方に後継の新オーナーが決まらなかったのに、「太白海鮮舫」にはなぜ事業引継ぎの話が舞い込んでいるのか? それはですねー、この「太白海鮮舫」は香港のコメディ映画「食神」という作品の舞台にもなっている場所らしく、一部の地元の香港の方たちからは「聖地」的に扱われている場所だそうですー。
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まとめ
香港仔(アバディーン)港に残された「太白海鮮舫」については、しばらく現状のまま香港に置かれることがわかりました。でも、先の事は分かりませんよね~。後継企業の商談がまとまらなければ、「ジャンボ」と同じ運命をたどるかもしれません。現状の「ジャンボ」の沈没についても謎が多いです。作為的に沈没させた線が濃厚になっています。
過去に水上レストランが香港から移動になったことがありました。
1999年に「ジャンボ」の姉妹船の水上レストランが香港からフィリピンに移されたことがありました。この姉妹船、9年間フィリピンで水上レストランとして営業し、その後さらに中国本土の青島市に移されました。この時の水上レストラン移送方法は、今回の「ジャンボ」のようなタグボートでの曳航ではなく、「半潜水艇」という巨大な船に水上レストランを丸ごと搭載して、「半潜水艇」の推進力で運ばれました。
#珍寶海鮮舫 有艘姊妹船:#海角皇宮。網民翻查發現海角皇宮的運送利用了半潛船。半潛船船體絕大部分均可潛入水中,專門用來運輸大型艦船、潛艇、作業船等,比起拖運相對較為安全,成本亦較高昂#沉船 #珍寶 #海鮮舫 #畫舫 #集體回憶 #珍寶王國 #太白海鮮舫 #香港仔 #避風塘 https://t.co/Rm5PCZE0Jb pic.twitter.com/FsMjacE8xb
— 🇺🇦🇹🇼討厭紅色的我🇭🇰 #followbackHongKong (@t3n0TYnpIQ0eF0D) June 21, 2022
上記の画像だけでは「半潜水艇」がどんなものか、イマイチよくわかりませんよね。「半潜水艇」については下記の動画が分かりやすいです。
この状態で運べば、少々悪天候でも水上レストランを沈没させることはありませんよねー。なのでもし、「太白海鮮舫」が香港から移動になる、という事になってこの半潜水艇が登場しなかったら、「太白海鮮舫」もどこかの海に沈めるつもりなんやな! と思えばいいんですよ。もう、産業廃棄物の海洋投棄、やめてほしいですよね~
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