第94回アメリカアカデミー賞で国際長編映画賞受賞を受賞した日本映画「ドライブ・マイ・カー」の凱旋記者会見が2022年4月5日に日本記者クラブ10階ホールで開催されました。ボク自身もこの映画、アマゾンプライムビデオの有料レンタルで観ましたが3時間に及ぶ静かな展開の映画でしたが引き込まれましたねー。面白い作品でした。監督された濱口竜介氏が素晴らしかったのはもちろんなんですが、この映画が海外でこれだけヒットし国内外の映画賞を多数受賞出来たのは、原作があの村上春樹氏だったから、ということが一番の大きな要因だと誰もが感じている事だと思うんですが、今回の記者会見で、村上春樹氏がアカデミー賞受賞のお祝いコメントを、出していない事が判明したんですよ~。この件は凄く違和感、感じるんですよね~。なぜ村上春樹氏がコメントを出さないのか、正式な発表がないので真相はまだ分かりませんがいろいろ推測してみようと思いますー。
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映画「ドライブ・マイ・カー」の原作者、村上春樹氏がアカデミー賞受賞のお祝いコメントを出さない違和感
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2022年4月5日に日本記者クラブで映画「ドライブ・マイ・カー」のアカデミー賞の国際長編映画賞を受賞の凱旋会見が行われました。出席したのは監督の濱口竜介氏、製作プロデューサーの山本晃久氏、主演俳優の西島秀俊氏の3名。約1時間にわたって行われたこの会見で、記者からの質疑応答で、「ドライブ・マイ・カー」のアカデミー賞受賞に関して、原作者の村上春樹氏がお祝いコメントを製作サイドに一切していないことが判明したんですよ。これ、通常の日本人の感覚だとちょっとあり得ませんよね~。なんでこんなことになってるんでしょうか?
会見での記者との質疑応答は以下の通り。
記者 原作者の村上春樹さんから何かメッセージはありましたか?
山本氏 えーとちょっと、村上春樹さんの事に関しましては、ま~、これまで一貫して何かその受賞の際にお祝いのメッセージがあったという事はないんですけど、で、それはま~、本当にすごく理解できる、ま~それは僭越ながら理解できることで、ま~映画の事と小説の事は、ま~ちょっと異なる事かなと思いますんで、ま~そういう風に、あのう我々は理解しておりますし、特に何か求めるって事もないと思っております。。。
引用:2022年4月5日/映画「ドライブ・マイ・カー」受賞会見 主催/日本記者クラブ
めっちゃ、しどろもどろですやん!!
上記のやり取りは、動画の47:25辺りになるので再生してみてください。
今回の記者会見で唯一、わちゃわちゃわちゃっとなったところでした。記者の「原作者の村上春樹さんから何かメッセージはありましたか?」というめちゃくちゃシンプルな問いかけに、このあまりにも長いこの答えは明らかにおかしいですよ。
アカデミー賞受賞したのに映画の原作者の村上春樹氏から何のコメントもない。
これは異常事態ですよね。明らかにおかしいですよ。
製作過程でなにか確執が出来てしまったんでしょうか?
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映画「ドライブ・マイ・カー」ぱどのようにして誕生したか?
今回の映画「ドライブ・マイ・カー」は、製作プロデューサーの山本氏が濱口監督に「村上春樹作品を映画化しませんか?」と持ち掛けたことから始まったそうです。山本氏が最初に提案したのは別の作品でしたが濱口監督が「ドライブ・マイ・カー」なら映画に出来そうだということになってこの映画がスタートしたそうです。そして2019年の2月に濱口監督とプロデューサーの山本氏の連名で村上春樹氏に作品の映画化希望の企画書の手紙で送ったそうです。そして映画化を許可する返信が来たのは4カ月後だったそうですー。映画製作側としてはもっとパパパッとレスポンスが欲しかったでしょうねー。かつて、村上春樹氏の作品「ノルウェイの森」を映画化した時のプロデューサーは映画化の許可をもらうのに6年もかかったというエピソードもあるんですよー。
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村上春樹氏ってどんな人?
ボクは村上春樹氏の作品はほとんど読んだことがないので、村上春樹氏がどういう人物なのか存じ上げませんが、調べてみたところ、大学生の時に学生結婚して、在学中にバイト代やそれぞれの両親からの出資を受けてジャズ喫茶を開業させたそう。そしてジャズ喫茶を経営しながら大学を7年かかって卒業し、その後ジャズ喫茶を経営しつつ小説を書きだしたとの事。そこから始まって世界的に有名な小説家になられています。就職した経験はないそうです。そしてめっちゃマイペースな方だそう。普通の一般人が歩く人生とは明らかに異なった道を歩かれている方のようです。芸術家ですからね。現在73歳。この手の方に、一般人が望むような行動を期待するのは、ナンセンスかもしれません。。。
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それでも、お祝いコメントをださない理由が分からない
村上春樹氏がどんなに個性的な人物だったとしても、自身の作品が映画化されて、その作品がアカデミー賞を受賞したのに、何のコメントもないのはやっぱりどーしても理解できないんですよ。山本氏のコメントの中に「一貫して受賞の際にお祝いメッセージがあったことはない」と言っていて、「一貫して」という言葉を使っているんですよ。これはですねー、映画「ドライブ・マイ・カー」はアカデミー賞以外にも2021年の11月からアメリカやヨーロッパ、そして日本で数々の映画賞を受賞してきていて、その間約半年に渡ってずっと、「一貫してお祝いのメッセージがない」っていう事なんですよねー。。。
村上春樹氏の作品がこれまに13作品が映画化されています。村上春樹氏がこのすべての映画化された作品に対してコメントしてきたのかは不明ですが、もしどの作品にも全くコメントしない方であれば、村上春樹氏はそういう方なんだという認識がもっと周囲に浸透していていいはずで、そうであったなら今回の山本氏の会見があんなにしどろもどろになる事もなかったと思います。。。
記者 原作者の村上春樹さんから何かメッセージはありましたか?
山本氏 いやー、残念ながらいただけていません。
記者 村上春樹さんですもんね、わかります。。。
と言うやり取りになったと思うんですよ。。。
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まとめ
もしかして、村上春樹氏は体調が悪くてコメントが出せないのかな?とも考えましたが、村上春樹氏は現在、FMでご自身のラジオ番組を持たれているんですよ。
映画「ドライブ・マイ・カー」の映画賞受賞ラッシュの始まった2021年の11月以降も村上春樹氏のラジオ番組は月1回ペースでオンエアされ続けているので、体調が悪いわけではないようです。このラジオ番組、次の放送は4月24日(日)19:00~19:55です。映画「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞受賞後最初の放送になります。ここでも映画「ドライブ・マイ・カー」のアカデミー賞受賞の話がスルーだと、ちょっと違和感がさらに膨らんでしまうんですよねー。
絶対、なんかあったんや~~
って思っちゃいますよ。
今回の記者会見で分かったことは、当初の予定では全編韓国ロケの予定だったそうなんですが、でそれが不可能となって、広島県が舞台となったそうです。村上春樹氏が映画化を許可した時は韓国設定だったのにそれが変わったことでなにかおかしなことになってしまったのかもしれません。。。ボク以外にもこの件が気になっている方はいらっしゃると思います。真相はまだはっきりしませんが、もしかするとこの件を疑問に思った週刊文春なんかがとばーっと暴く日がきたりするかもしれません。
ちょっと4月24日日曜日の村上春樹氏のラジオ番組も含めて様子見てみましょうねー。
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