\Tシャツ欲しいな~と思ったら!/
毎週日曜日の夕方に放送されている国民的演芸バラエティー笑点。
世の中的には今年、1月23日から番組に加入する笑点新メンバー
桂宮治師匠の話題で持ちきりですね。
この桂宮治師匠は年功序列の階級制度のある江戸落語界で、5人抜きの抜擢昇進を果たして昨年2021年2月に真打に昇進した、令和の爆笑王との呼び声が高い落語家さんだそうですー。
そんな日本人なら誰でも知っているテレビ番組の「笑点」なんですが、実は沖縄県では放送されていないんですよー。沖縄県は日テレ系列のテレビ局が無いんですよ。笑点と言ってら落語家の方たちをテレビで見る番組じゃないですか。そんな落語家さんをテレビでほとんど見る機会がない沖縄で、
沖縄県出身の落語家さんっているのかな?
と思って調べてみましたー
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落語とは何か?
落語は特別な衣装や舞台装置などを用いずに、高座の上の座布団に座って、身振り手振りで噺(はなし)をすすめて、一人何役もこなし聞き手の想像力を膨らませながらドラマを見せ、噺の最後に「オチ」を付けて観衆を喜ばせる話芸です。
落語で演じられる演目には大きく分けて2種類あって、江戸~明治時代に作られた演目で誰でも演じることのできる古典落語と、大正時代~現代までに作られた演目で作者とその弟子しか演じる事の出来ない新作落語とがあります。
そして落語にはさらに関東の江戸落語と関西の上方落語がありますー
落語家とは何か?
落語家さんと一口に言ってもいろいろな分類に分けられるんですよ。大きく分けると落語でお金を稼いでいるプロと、大学の落語研究会などに所属する学生落語家などのアマチュア落語家です。プロの世界だけを見ても、落語の団体に所属するプロ、諸派・無所属のプロとがいますー。いわゆる伝統芸能としての格式のある落語は団体に所属しているプロ、という事になると思います。
しかしながらこの落語界、団体に所属するプロを例にとっても、関東を中心とする江戸落語と、関西を中心とする上方落語があり、それぞれが非常に厳しいしきたりがあり、かなりややこしい組織になっていて、一般の人には理解するのが非常に難しい世界になっていますー。
この落語界の組織や派閥について詳しく知りたい方は、下記のヨネスケちゃんねるの動画を見ていただくのがいいと思いますー
江戸落語の派閥について
上方落語の派閥について
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沖縄出身の落語家さんっているの?
今回の記事では、伝統芸能としての落語の本流である、江戸落語、もしくは上方落語の団体に所属している落語家さんの中に、沖縄県出身の方がいるのかどうかを調べてみたところ、一人だけいらっしゃいました!!
沖縄出身の「二ツ目」落語家、立川笑二さん
江戸落語の立川流に所属する二ツ目落語家の立川笑二(たてかわしょうじ)さんですー。この「二ツ目」と言うのは江戸落語の世界にある階級制度のことで下から、「見習い」、「前座」、「二ツ目」、「真打」の4段階の事になりますー。落語界ではこの「二ツ目」に昇進して初めて落語家として一人前とみなされます。「前座」ではまだ落語家と名乗れない身分なんだそうですー。そして「真打」に昇進すると「師匠」の敬称付きで呼ばれるようになり弟子もとれるようになるそうです。
この笑二さん、沖縄出身の初めての落語家さんとのことですー。
沖縄県の読谷村の出身で、本名が知花弘之(ちばなひろゆき)さんといいます。地元で高校卒業した後、大阪の吉本NSCに入学(32期生)。その後落語家の六代目立川談笑師匠に入門、2番弟子となったそうですー。入門から3年目の2014年6月に「二ツ目」に昇進、という経歴の持ち主。通常、入門して半年から1年間は楽屋にすら入室できない「見習い」期間で、その後「前座」に昇進、「前座」として4年ほどの修行期間を経て、「二ツ目」昇進となるのが通常なので、入門から3年で「二ツ目」昇進はなかなかの抜擢昇進ですよー。この笑二さん、どんな落語しはるんやろ? と思って動画を探してみてみますと、
おもろい!!
これは中々なの腕前ですよー!! いやー想像していたよりもかなり上手かったですー。 「二ツ目」を10年ほど勤めるといよいよ「真打」になれるとのことですが、笑二さんの「二ツ目」昇進が2014年だったのを考えますとそろそろ「真打」に昇進されるかもしれません。この腕前なら、抜擢昇進もあり得ますよねー。そうなると沖縄県出身の初の真打落語家の誕生ですよー! 胸熱ですよね~。 そうなれば、沖縄県でかなり大きなニュースになりますよー
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沖縄出身の「前座」(落語家)、 金原亭杏寿さん
この金原亭杏寿(きんげんていあんじゅ)さんはまだ「前座」ということなので正式な落語家さんではありませんが、2017年11月に江戸落語の落語協会所属の金原亭世之介(きんげんていよのすけ)師匠に入門し、2019年5月に下席前座に昇進しています。元はCM、ドラマ、舞台などで女優業やタレントさんをされていたとのことですー。沖縄県出身(市区町村は不明)、本名は川満彩杏(かわみつあい)さんといいますー。
杏寿さんの落語はこんな感じですー。
キレイな人やなぁ!
でも、まだ落語としてはまだまだ修行が必要ですかねー。。。演技力がまだまだって感じでした。でもしっかり修行されて観客の心をつかむ落語家さんになっていただきたいですー
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沖縄出身の諸派・無所属の(落語家)、志ぃさーさん
沖縄のローカルタレントをされている藤木勇人(ふじきはやと)さんです。沖縄では有名なタレントさんです。藤木さんの入門情報はよくわかりませんでしたが2013年に立川志の輔師匠から立川志ぃさーの名前をもらい芸名を改名、のちに「立川」を返上して現在は「志ぃさー」という高座名で活動中との事。「落語家」は名乗らず「うちな~噺家」という亭号(?)を使っています。
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沖縄出身の諸派・無所属の(落語家)、北山亭メンソーレさん
沖縄県国頭郡今帰仁村出身の北山亭メンソーレ(ほくざんていめんそーれ)さん。大学在学中に学生落語選手権で優勝し、大学を中退して、立川志の輔師匠に入門、前座までは務めたが2010年に立川流を脱退、沖縄に戻り「北山亭メンソーレ」と名乗って落語や司会などで活動とのことです。
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まとめ
やはり、「笑点」が放送されていない沖縄県では、落語家さんになられている方は調べた限りとても少なかったですー。
「二ツ目」の立川笑二さんもそうなんですが、立川流に入門される方が沖縄では多かったんですよ。なんでかと言いますと、かつて立川流の立川志の輔師匠が毎年沖縄公演をしていた影響だと思うんでよねー。
この写真は、ボクが旅行者として石垣島を訪れた1998年の6月にさんばし通りで撮影したものですー。立川志の輔師匠の落語会の垂れ幕がかかっていて、
へぇー石垣島まで師匠来はるんやー
って思ったことをよく覚えていますー。
個人的には厳しいしきたりと年功序列の江戸落語界で今も揉まれている、立川笑二さんと金原亭杏寿さんに正統な落語を頑張って欲しいと思っていますー。二人が真打昇進したら、沖縄県でも「笑点」の放送、始まるかもしれませんよー
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