「みらいチケット」の子ども食堂が石垣市役所にオープン／土曜限定

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子ども食堂の“みらいチケット”　カレー１食200円で広がる支援　客の善意を子どもたちへ

うぁぁぁ、これは泣けてきます～
この齊藤さん、優しくて、その上頭がイイ!!

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これこれ!!

石垣市役所新庁舎の食堂で毎週土曜日、子ども食堂が始まりまりました!!

いしがき市民食堂
沖縄県石垣市真栄里６７２(石垣市役所内)
営業時間　月～金曜　１１：００～２１：００　土曜　１１：００～１４：００
※土曜日は子ども食堂

今月の１５日に業務開始となった石垣市役所新庁舎のいしがき市民食堂で、上記の「みらいチケット」のシステムをまるまるいただいた子ども食堂がオープンしたとのことですー。これは凄くいい取り組みやと思いますー
先日、石垣市役所新庁舎の見学に行った時は、まだ食堂は準備中の時間でしたし、子ども食堂されるとも知りませんでした。いしがき市民食堂のシステムは、月曜から金曜までは通常の食堂として営業(１１時～２１時)、子ども食堂の開催は土曜日のみで、営業時間は１１時～１４時。食堂の券売機で食券を購入するスタイルなんですが、通常メニューの食券の他に「みらいチケット１００円」、「みらいチケット３００円」の食券も販売されていて、みらいチケットは上記のホワイトボードに貼っておく式になっていますー。土曜日の子ども食堂開催の日に、１８歳以下の子どもさんはこのホワイトボードのチケットを利用して無料で食事がとれるという仕組みですー

石垣市の１人当たりの所得は沖縄県４１市町村ランキングでは１３位で、沖縄県の平均よりも若干上回るくらいなので裕福なお家が多いかといったらそういうわけでもないんですが、この石垣市役所勤めの方たちは島の中でも高所得の方たちになるんですよ。その方たちが日常的に利用されている市役所内の食堂にこの「みらいチケット」のシステムが組み込まれたのは、もう未来永劫続けられそうな子ども食堂なわけですー

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みらいチケットのシステムを知って思い出した、映画「ペイ・フォワード／可能の王国」

ボクはこの「みらいチケット」の事を知って、思い出したのが２０００年に公開されたアメリカ映画「ペイ・フォワード／可能の王国」です。この映画、「シックスセンス」という映画に出演して超有名になった当時子役のハーレイ・ジョエル・オスメン君(現在は３３歳)が主演した名作映画ですー。ご存じの方も多いと思いますが、ご存じでない方に簡単なあらすじをお伝えしますと、オスメン君演じる中学１年のトレバー少年が、社会科の授業で先生に、「もしも、自分の手でこの世界を変えたいと思ったら、君たちは何をする?」と問いかけられて、このトレバー少年が考えたことは誰かに施しを受けたら、その恩を相手に返すのではなくて、別の誰か３人に施しを与える。施しを与えられたその人はまた別の３人に。。。ペイ・フォワード(善意の先払い)で世界が変えられないか?　っていう提案をしたんですよー。そしてこのトレバー少年の提案が始まりとなって、トレバー少年の周りでペイ・フォワードが徐々に広がっていくっていうストーリーなんですよ。とても感動を呼ぶ映画で、涙もろい方は号泣しちゃうかもしれません。
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Pay It Forward – Trailer

この「みらいチケット」のシステムも、施しを与える側も自分の行為で子供たちが笑顔になるのを想像しただけで大きな幸福感を得られますし、施される子供たちは物理的に食欲を無料で満たしてくれるありがたみで幸福感が得られますし、この子供たちがやがて大人になった時には、やっぱり貧困にあえぐ子供たちがいたら手を差し伸べる大人になるでしょうし、食事を提供するお店や食材提供される方たちはご苦労はあると思いますが社会貢献で周囲から尊敬を集められますし、損をする人が何処にもいない、みんなが幸せになるシステムなんですよねー。ものすごく優しい世界が循環していくんですよー

石垣市役所新庁舎、島の子どもたちが通うには若干不便なので、早めに周辺道路を幹線道路につなげてアクセスをよくしていただきたいですー。