【クジャクのダンス誰が見た】鳴川はカラビナ男ではない根拠

3月7日にTBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第7話が終了しました。ここへ来てネットでの考察ではリュックに青いカラビナを付けた謎の男の正体が第6話から登場した鳴川弁護士(演 間宮啓行)ではないか? という予想が有力視されています。しかし、本記事では、鳴川弁護士が青いカラビナ男ではない、あり得ないという根拠を以下に示します。

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【クジャクのダンス誰が見た?】鳴川弁護士は青いカラビナ男ではない根拠

※本記事は原作漫画を観ずに書かれた記事になります。

第6話から登場した鳴川弁護士(演 間宮啓行)

第6話で説明された鳴川弁護士(演 間宮啓行) のプロフィールは、以下のものでした。

鳴川弁護士と青いカラビナ男が同一人物である事を推測するには、まず青いカラビナ男と阿南検事(演 瀧内公美) の関係性を推測する必要があります。阿南検事は本部係の検事と言う設定で執務室が相当広いので地方検察庁のナンバースリー、三席検事と推測されます。

阿南検事

阿南検事と青いカラビナ男は交流があり、電話や直接対面で会ったりしています。阿南検事は青いカラビナ男に敬語を使っていることから、青いカラビナ男は阿南検事よりもさらに上の立場の人間と予想されていました。

また阿南検事の生い立ちの回想シーンで阿南検事は愛人の子供だということが分かっており、父親の本妻との間にも司法試験を受けていた息子がいるとされていました。上記の二つの事から、現時点でネットの考察隊の大半の予想が以下の様になっています。

鳴川弁護士
=
阿南検事の父親
=
青いカラビナ男
=
東賀山事件の担当検事

阿南検事の父親が鳴川弁護士であれば、鳴川にも弁護士の息子がいるので辻褄が合う。鳴川弁護士が阿南検事の父親であれば阿南検事が青いカラビナ男に敬語を使っているのも納得がいく。鳴川弁護士が東賀山事件の担当検事と松風(演 松山ケンイチ) にバレていないのは、検事退官後に苗字が変わっているから。などこれだけの状況証拠が揃ってくると、上記の考察は実に的を得た真っ当で鋭い考察と言えます。

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でもこれ、
致命的に辻褄が合わない点があります。

それは、
青いカラビナ男の服装です。

青いカラビナ男は劇中に登場する時は常にパーカーの上にジャンバーを羽織り、ブルーのジーンズ、白いスニーカーを履いていて白いキャップを被っています。そして手には指出し手袋をはめ、黒いリュックを背負い、リュックには青いカラビナがついています。

鳴川弁護士が青いカラビナ男だとするなら、
なぜこの服に着替える必要があるのか?
合理的な理由がないんですよ。

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これまでに、青いカラビナ男と阿南検事は、阿南の執務室(取調室)や阿南の車などで直接対面するシーンが描かれていましたが、その時も青いカラビナ男は上記のラフな服装でした。

また、屋台のラーメン店の店主・染田(演 酒井敏也) とも青いカラビナ男は対面で会っていました。この時も青いカナビラ男の服装は上記の服装を身に着けています。

阿南検事や染田と会う時に、このラフな服装である事がおかしいと言っているわけではありません。青いカラビナ男が登場する時はなぜいつもこの服装なのか? を問題視しています。青いカラビナ男の服装が、全く画面に出て来ないのであれば、青いカラビナ男が鳴川弁護士であっても違和感ないですが、青いカラビナ男が登場する時はいつもこの服装でこのリュック姿ですからね。。。

鳴川弁護士 = 青いカラビナ男 とするなら、
鳴川弁護士が服を着替える理由が絶対必要です!!

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この状況で、上記の服装の青いカラビナ男の正体を合理的に推測するなら、青いカラビナ男はまだドラマに登場していない人物でなければならないと思います。

なので本記事では
鳴川弁護士が服を着替える理由が示されない限り
鳴川弁護士 ≠ 青いカラビナ男
だと推測しています。

まとめ

ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」に登場する謎の青いカラビナ男の正体が、第6話から登場した鳴川弁護士(演 間宮啓行) ではないか? というネットのドラマ考察隊の声が大きくなってきた事を受けて、鳴川弁護士が青いカラビナ男だという線はあり得ない、という事について解説しました。

もし、鳴川弁護士が服を着替える明確な理由が示されないまま、鳴川弁護士が青いカラビナ男だという流れになったら、ガッカリです。えー!!どういう演出?! って思っちゃいます。しかも、かなりお年を召している鳴川弁護士があのパーカーに白キャップを被っていたら若作り感が半端ないですよね。特にキャップが痛々しくて、もし街で見かけたら二度見してしまうレベルになると思われますw。

本ブログでは、青いカラビナ男の正体についてと、青いカラビナ男を演じている俳優は誰なのか? について、それぞれ別記事にまとめています。「青いカラビナ男の正体」についてはちょっと自信がありませんが興味がありましたらそちらもお読みください。

ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」はもともと原作漫画があるんですが、ドラマがスタートした時点ではまだ原作漫画が完結する前でした。原作漫画は2月25日発売のKiss4月号で最終回を迎えました。この原作漫画の結末には賛否があって、結末に納得していない読者も少なからずおり、ドラマの結末にも影響が及ぶのではないかと不安視する声があります。青いカラビナ男も原作漫画には登場しない人物なので、ドラマ独自の結末になる可能性が高まっています。

※そもそもこのドラマのタイトルの意味がよく分からないという方は以下の記事を読まれると、言葉の意味がよく分かると思います。

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ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」の脚本は金沢知樹氏で今期(2025年1月期ドラマ) はドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」以外に、NHKで放送されたドラマ「東京サラダボウル」の脚本も担当されました。ドラマ「東京サラダボウル」は世の中的にも評価が高く、絶賛されたドラマです。筆者もこのドラマ観ましたが正直、ハマりました。面白かったです。【広告】※アマゾン・プライムビデオで観れます。

ドラマ「東京サラダボウル」も原作漫画がある作品でした。しかし原作漫画は出版社の見込んだ売上を達成できなかったことから連載打ち切りになった作品だったんですが、即打ち切りとはならず漫画的にはしっかりとした結末に辿り着いていました。そんな漫画作品のドラマ化でしたが、ドラマ「東京サラダボウル」は奈緒さんと松田龍平さんというキャスティングも功を奏し、非常に魅力的でとても見ごたえのある面白いドラマに仕上がっており、世の中の評価も高い作品となりました。2025年1月期ドラマでは、ドラマ「ホットスポット」と並んで断トツに面白い作品でした。

ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」は、青いカラビナ男の正体を隠したままずっと引っ張ったままですし、阿南のデスクの集合写真に写った人物も隠したままこちらも引っ張り続けています。こういうドラマの手法は正直気持ちのいい手法ではないですよね。どんどんドラマから関心が削がれていきます。。。

ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」は現時点で、先行きの展開がちょっと心配ではありますが、脚本担当された金沢知樹氏の力に期待しています。視聴者の納得のいく結末に導いてほしいですw!!

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