TBS日曜劇場「御上(みかみ)先生」第2話が1月26日に放送されました。文部科学省の官僚・御上孝(演 松坂桃李) が私立高校の教師として派遣された隣徳(りんとく)学院。この校名にもなっている「隣徳」とはどういう意味なのか? 調査してみると、この「隣徳」という言葉がドラマ「御上先生」のテーマの核心を表している言葉ではないか? と感じました。この記事では「隣徳」という言葉の意味を分かりやすく解説します。
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【御上先生考察】「隣徳」とは何?どういう意味?/徳不孤必有隣
松坂桃李さん演じる文部科学省の官僚・御上孝が派遣された私立高校の隣徳学院。「隣徳」は単なる高校の名称とスルーされる視聴者が多いと思いますが、なぜこの言葉が使われたのか? その由来を調査しました。「隣徳」の言葉の意味を知るヒントになったのは、隣徳学院の理事長室に掲げられた額縁でした。
まず、目を引くのがこの額縁のサイズです。「隣徳」と書かれた書が額縁に収められ、掲げられているのですが、この額縁がとてつもなく大きいんですよ。見た感じからサイズを予想すると、額縁の高さが1メートル以上ありそうそうです。仮に額縁の高さを1.2メートルとすると、この額縁の比率でいくと幅は2.2メートルほどになります。
隣徳学院は裕福な上級国民の御子息たちが通う高校という設定です。そして理事長の古代真秀を演じているのが、あの演技派俳優の北村一輝さんです。北村一輝さんは、善人役でも悪人役でも主演を張れる実力派俳優です。今回の北村一輝さんの役どころから推察すると、視聴者的には隣徳学院は金儲け主義の私立高校で北村一輝さんはそこの金満理事長っていうイメージを持ったのではないでしょうか。ボク個人的にもそんな印象を受けました。要するに、今回は悪人役の北村一輝さんが登場したと感じていたわけです。
なのでこの理事長室も、お金に物を言わせてドドーンととてつもなく大きな額装で「隣徳」の校名を掲げているんだろうな。。。下品だな。。。と思われた視聴者が多かったのではないでしょうか。
しかしそのイメージは、
ドラマ制作側の仕掛けたミスリードのようです。
とてつもなく大きな額装で
「隣徳」という言葉を掲げてあるのは、
ドラマの重要な伏線の可能性があります。
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ドラマ「御上先生」第2話では、この理事長室の「隣徳」の書が大写しされるシーンがありました。
「隣徳」の脇に「徳不孤必有隣」と漢字6文字が記されています。
この「徳不孤必有隣」こそが、
「隣徳」の意味を知る上で重要なカギでした!
「徳不孤必有隣」
は孔子の論語の一節で、
「徳は孤(こ)ならず、必ず隣(となり)有り」
と読みます。
この「徳不孤必有隣」から
「徳」と「隣」を抜き出して作った造語が
「隣徳」だったわけです。
※「隣徳」という言葉自体は一般的に使われる言葉ではありません。
そして何よりも重要なのが
「徳不孤必有隣」の意味です!
「徳不孤必有隣」の意味
人徳のある人は決して孤立しない。
人徳のある人の周りにはその人物を理解・共鳴し
助力してくれる人物が必ず現れる
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この「隣徳」という言葉に込められた意味と、ドラマ「御上先生」の主人公・御上孝が文部科学省の官僚という設定を合わせて考えると、このドラマの核心部分が見えてきますよね。
日本の教育改革をしたいと考えて文部科学省の官僚になった御上孝。官僚の役割は大臣に仕え助力する事です。しかし、御上孝は隣徳学院にやって来ました。これを合理的に解説すると
官僚・御上孝が助力すべき人徳のある人物とは
文科大臣ではなく、隣徳学院の生徒たち
という事になると思います。「文部科学省は腐っている、文科大臣は助力すべき人徳のある人物ではない」これがこのドラマのテーマ・核心なんだろうなと感じました。
まとめ
TBS日曜劇場「御上(みかみ)先生」は1月26日に第2話が放送されましたが、ストーリーが非常に難解です。主人公の御上孝がなぜ隣徳学院にやって来たのかの説明がほとんどない事と、官僚の国家試験会場で起きた事件が御上孝や隣徳学園にどうつながっていくのか、また文部科学省がどう関わっているのかがまだはっきりしていない事から、「これ、何を描きたいドラマなの?」という疑問だけが視聴者に募ってしまっています。このドラマ、面白いか?おもしろくないか?でいったら、現時点ではあまり面白くないと感じている視聴者は多いと思います。
しかし、上記の「隣徳」の由来を知れば、御上孝が隣徳学院にやって来た理由がかなり明確になり、無表情な御上孝が考えている事を理解しやすくなりますよね。
御上孝は隣徳学院の人徳のある生徒たちが正しい行いをする際に孤独にならないように助力するために隣徳学園にやって来たと考えられます。第2話のラストで、国家試験会場で大学生の命を奪った犯人・真山弓弦(演 堀田真由) に官僚の御上孝が面会していた事も、真山弓弦は犯罪を犯しながらも実は人徳のある人物で、御上孝は彼女にも助力しようとしていると思われます。
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ドラマのテーマ、核心部分が今回明らかになりましたが、ドラマの描かれ方が、視聴者の興味を引き付けるような形になっていない事が残念です。ドラマのテーマの深さに気付けていない視聴者がたくさんいます。視聴者がどこまで我慢してドラマを見続けるのか。。。今後の展開に注目していきたいと思います。何しろTBSの日曜劇場ですからね。しばらくすればきちんと面白くなると期待しています。
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