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パリ五輪スケートボード男子ストリート競技に出場したアメリカのナイジャ・ヒューストン選手、7月29日に獲得した銅メダルが10日程で急速に劣化、パリ五輪のメダルの品質に苦言を呈しました。なぜ、パリ五輪の銅メダルが急速に劣化・錆びたのか? その原因が化学反応だった可能性が出てきました!
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【東京vsパリ五輪】なぜ金メダルの輝きに差があるのか?理由は?
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【なぜ?!】パリ五輪メダル劣化・錆びの原因は化学反応「異種金属接触腐食」?
O skatista Nyjah Huston, que conquistou a medalha de bronze nos Jogos Olímpicos de Paris 2024, reclamou da qualidade da medalha após o uso. Pelas redes sociais, o finalista do skate street publicou um vídeo mostrando sua conquista, do dia 29 de julho, danificada e desbotada. pic.twitter.com/RzsrlnQk6P
— O Tempo (@otempo) August 9, 2024
パリ五輪の銅メダルが
急速に劣化したのは化学反応、
異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)※1
の可能性があります。
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ちょっと
何言ってるか
分かんない!
この化学反応を分かりやすく解説した動画が以下になります。
簡単に言うと、
銅と鉄と水分(汗)が接触した状態になると、
急速に鉄が劣化する(錆びる)
という事です!!
あー、
ちょっと
理解できた。。。
パリ五輪の銅メダルは、
銅にエッフェル塔の鉄のプレートがはめ込まれています。
ナイジャ・ヒューストン選手は
汗をかいた状態でメダルが肌に触れていた
と言っています。
これ、パリ五輪の銅メダルが
急速に劣化する条件が揃ってるんですよ!!
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でも、ちょっと待って
ナイジャ・ヒューストン選手の
メダルの劣化は、
鉄のプレートじゃなくて
銅の部分が変色してるじゃない!!
鋭い!!
そうだ! そうだ!
上記の説明で、電気伝導性の高い金属(今回の場合は銅)から、電気伝導性の低い金属(今回の場合はエッフェル塔の鉄のプレート)に電気が流れ、電気伝導性の低い金属(今回の場合はエッフェル塔の鉄のプレート)が劣化(錆びる)と解説しました。この理屈からいくと、「銅メダルの銅の変色はおかしい、鉄のプレートが錆びるはずだ」、ということになります。
以下が、電気伝導性の高い物から低いもののランキングになります。上にあるほど電気伝導性の高いです。
電気伝導性ランキング
順位 | 金属 | 電気伝導率 |
1 | 銀 | 105.7 |
2 | 銅 | 100.0 |
3 | 金 | 75.8 |
4 | アルミニウム | 59.5 |
5 | 亜鉛 | 28.4 |
6 | 真鍮(黄銅) | 26.0~43.0 |
7 | リン青銅 | 25.0 |
8 | ニッケル | 24.2 |
9 | 鉄 | 17.5 |
10 | 錫 | 14.6 |
11 | 鉛 | 8.1 |
12 | チタン | 4.0 |
データ参照:「銅加工.com」より
ここで注目すべきは、
パリ五輪の銅メダルの成分は、100%銅ではない
という事なんですよ。
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アメリカのデータ・統計会社「Statista」社のサイトによりますと、パリ五輪の各メダルの成分は以下になります。
メダル | 重さ | 成分 |
パリ五輪金メダル | 529グラム | 銀 505グラム |
金 6グラム | ||
鉄 18グラム(エッフェル塔のプレート) | ||
パリ五輪銀メダル | 525グラム | 銀 507グラム |
鉄 18グラム(エッフェル塔のプレート) | ||
パリ五輪銅メダル | 455グラム | 銅 415.15グラム |
亜鉛 21.85グラム | ||
鉄 18グラム(エッフェル塔のプレート) |
データ参照:「Statista」社のサイトより
パリ五輪の銅メダルの銅は、銅と亜鉛の合金(丹銅)です。上記の「電気伝導性ランキング」を見ると、銅メダルに含まれている亜鉛の電気伝導性は5位で鉄よりも上位に位置しています。鉄よりも先に亜鉛が電気の影響を受ける可能性があります。
もともと、丹銅は経年劣化し、酸化してくすみや変色がある素材です。その素材に
異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)による
電気の刺激が加わって劣化が促進、
鉄の劣化よりも早く、
丹銅の成分の亜鉛に変色が起こったのではないか?
と推測します。
ワイヤーを製造している「丸菱金属工業株式会社」のサイトによりますと、亜鉛は水や湿気、汗にさらされると白錆びが発生し、錆びた場所が灰黒色に変色するとの事。下記のナイジャ・ヒューストン選手の銅メダルの状態も灰黒色に変色していることから、これで説明がつくのではないか? と考えます。
Nyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)選手の銅メダル
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この物理の推測が正しいかどうかは、
実験による検証が必要になりますけどね。。。
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— 福山雅治 (@BROS_1991) October 27, 2022
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まとめ
パリ五輪でアメリカのNyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)選手が獲得した銅メダルが急速に劣化した原因について考察しました。
パリ五輪のメダルには金・銀・銅、いずれにも、パリのエッフェル塔が建設された当時の鉄材のプレートがはめ込まれています。素材の異なる金属同士を接触させると異種金属接触腐食(ガルバニック腐食) という化学反応が起こることが判明。これが銅メダルの急速な劣化に繋がったのではないか? と推測しました。
今後、パリ五輪の銅メダルに関しては湿気の多いところで保管された場合、ナイジャ・ヒューストン選手の銅メダルのような状態になる可能性があるかもしれません。
素材の異なる金属同士をつなぐには、絶縁体を介して繋ぐ必要がありますが、パリ五輪のメダル製作工程の動画を見る限り、絶縁体が使われているようには見えません。
パリ五輪のメダル製作工程の動画
金・銀・銅の各メダルの素材は、はめ込んだ鉄のプレートよりも電気伝導性が高いため、将来的に全てのメダルの鉄のプレートが錆びてくることが予想されます。
なんか、
ヤバい事になるかも!?
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パリ五輪のメダルは、フランスの高級ブランドが手掛けています。金・銀。銅合わせて5084個が製作されました。高級ブランドも、貴金属の扱いには慣れていても、鉄とか銅は扱わないでしょうから、異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)について、どこまで理解していたか疑問です。。。
鉄のプレートの錆び、経年劣化を楽しめるレベルのものならいいですが、それ以上の錆びてしまうと色々問題が起こるかもしれません。
まーもともと、金属は純金(24k)以外は、空気や水分で酸化し劣化して錆びる物質ですからね。ずっといつまでもきれいなままって言うのはあり得ません。ただ、今回の劣化のスビートがあまりにも早かったので、話題になったんだと思います。
ナイジャ・ヒューストン選手の銅メダルの劣化についてはバリ五輪の組織委員会が原因究明しているようですので、メダルが変色した理由についてはその結果発表を待ちましょう。
追記 2024年8月13日 体操男子団体出場の谷川航選手の金メダル、すでに錆びて来てる!
ニュースメディア「THE ANSWER」が、パリ五輪体操男子団体に出場した谷川航選手が獲得した金メダルを「tiktok」に上げで詳細を解説する動画をアップしたことを報じています。谷川航選手の金メダルのエッフェル塔の鉄のプレート、すでに錆び始めていることが確認できました!! やはり、当ブログ記事が指摘した異種金属接触腐食(ガルバニック腐食) がパリ五輪のメダルに発生していると考えられます。
鉄のプレートが錆び始めた谷川航選手の金メダル
※8月14日7時30分現在、PCで「tiktok」が開けない不具合発声中。スマホのみ利用できます。
PCで見るにはコチラから。
@wata1110 金メダル紹介するよ🥇 @TEAM JAPAN🇯🇵 #gold #olympic2024 #パリ2024 #Paris2024 #TEAMJAPAN #一歩踏み出す勇気を #がんばれニッポン #オリンピック #Olympics #体操 ♬ オリジナル楽曲 – 谷川航
パリ五輪の組織委員会はパリ五輪のメダルが経年変化でエッフェル塔の鉄のプレートが錆びて来るという説明を事前にしていませんから、異種金属接触腐食(ガルバニック腐食) について考慮されてなかったものと思われます。
また、帰国後、体操男子の面々はいろいろなスポーツバラエティ番組に出演されていますが、体操男子の方たちは決まってメダルを裏側が見えるようにテレビ出演されています。もしかすると谷川航選手以外にも鉄のプレートの劣化があるのを、故意に隠しているのかもしれません。(※メダルの劣化が騒動にならないように配慮しているのかも)
これ、大きな問題に発展するかもしれませんね。。。
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追記 2024年8月14日 柔道・阿部一二三選手の金メダルの鉄プレートも変色を確認
8月13日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS パリ五輪メダリスト大集結浜田も緊急フランスへ」で、パリ五輪のメダリストがメダル持参で大勢参加していました。メダルそのものがアップになる事が無かったので確認しずらかったのですが、確実にメダルの鉄プレートに変色・錆が確認できたのが、柔道日本代表の阿部一二三選手の金メダルでした。
タイムテーブル「1:10:14~」阿部一二三選手が登場します。
また下記の画像でも金メダルの鉄プレートの上部に、変色・錆が確認できます。画像が小さいですが拡大するとはっきり写っています。
2020&2024 Champion 🥋🥇
— 中谷潤人 JUNTO NAKATANI (@BoxerJunto) August 13, 2024
感動と刺激をありがとう!
おめでとう🎊@hifumi110 pic.twitter.com/za7Ajg9Nzy
フジテレビ「ジャンクSPORTS パリ五輪メダリスト大集結浜田も緊急フランスへ」に出演していた他の選手のメダルも数人、変色しているように見えました。しかし、阿部一二三選手ほどはっきりしたものではありませんでした。
変色・錆の原因が異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)であるなら、現在進行形で腐食が継続、促進されているので、今後、パリ五輪のメダルの劣化、錆がニュースになる事がほぼ間違いなさそうです。。。
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追記 2024年8月14日 アメリカのニック・イトキン選手の銅メダルも変色!!
Medal isn’t looking 100% anymore 😬 #Olympic2024 pic.twitter.com/SLNcERNEZG
— Nick Itkin (@nick_itkin) August 11, 2024
これで5人目の“被害届”?!「悲惨な状況」パリ五輪のメダル劣化を米国フェンシング銅メダリストが報告…銅メダルに問題が多い理由とは? https://t.co/1gU1MvCxKv @ronspo_comより
— ミズトリヒロユキ (@free_fowls) August 16, 2024
これはなかなか酷い!!
アメリカのフェンシング男子フルーレで銅メダルを獲得した、Nick Itkin(ニック・イトキン) 選手のメダルも、表面、裏面、側面に複数の変色が起きています!! 銅メダルは異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)で、鉄のプレートではなく銅メダルの亜鉛が反応しているとみて間違いなさそうです。
金メダル、銀メダルは鉄のプレートの変色や錆びが起こるはずです。
全てのメダルが現在進行形状態で化学反応が続いているわけですから、今後もますます被害は広がるでしょう。。。パリ市は、5084個のメダルをもう一度作り直す必要がありそうです。エッフェル塔の鉄のプレートを使うなら、何かしらの絶縁体をかます必要があります。
パリ市がどのような対応を取るか、注目しましょう!
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追記 2024年8月15日 フェンシング・松山恭助選手の金メダルも変色!
傷はあんまりついてないけど、なんか少しはげてきてる??
— Kyosuke Matsuyama/松山恭助 (@kyosuke_1219) August 14, 2024
これは半年後、1年後はどうなってる?笑 pic.twitter.com/bTKddoET5t
パリ五輪フェンシング男子フルーレ団体で金メダル獲得をした松山恭助選手の金メダルも変色したと報告がありました。金メダルの裏面に黒ずみが発生しています。
オリンピック憲章で規定されているメダルの品質は、金メダルは純銀メダルに6グラムの純金(24K)メッキを施すとありますから、純金はほとんと劣化しないはずなんですよ。しかし、現実問題として、パリ五輪の金メダルの色が変色しているという事は、パリ五輪の金メダルは24Kの純金メッキではなく、22K以下のメッキだった可能性があるんですよ。※22K、18K、14K、10Kなどの金があります。「田中貴金属」のホームページによりますと、
18Kの金は純金75%、
それ以外は銀、銅、パラジウム、ニッケル、亜鉛などの金属
が「割り金(わりがね)」として含有されている。
割り金による金の合金は、純金の24Kは酸化したり変色したりはほとんどしませんが、
金合金に含有する金属が
酸化して変色、黒ずみになる
場合があります。
松山恭助選手の金メダルの変色は金メッキが24Kじゃなかったことを示しているのではないでしょうか。
メダルの表面についた水分、汗、皮脂などの影響によるものです。これらの酸化は日常的によくある事ですが、当ブログ記事が推測する異種金属接触腐食(ガルバニック腐食) で発生する微弱電気の影響が重ねて起きているとすると、「割り金」で使われた金属が電気に反応して急速に劣化している可能性があります。
微弱電気に反応しているのは金メッキの成分、銅や亜鉛、ニッケルが反応して変色している可能性があります。
これ、ヤバいですね。
もしかすると、パリ五輪組織委員会が各国の五輪組織委員会を通じて、選手たちにメダルの劣化をSNSに上げるのを止めるようにかん口令が敷かれる可能性もあります。このまま選手の投稿だけが増えていくと確かに収拾付かない事になりますよね。 とにかく金属のメダルに、素材のまんまの鉄を直にはめ込んだのはまずかったです。。。
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