シングルマザーの隼田刑事(演 新垣結衣)が風間道場に来たのはなぜ?理由は？【教場0／第3・4話ネタバレ有】

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フジテレビ月9ドラマ「風間公親ー教場0ー」、主演の木村拓哉さんとは今作品が初共演となるガッキーこと新垣結衣さん。第3話「毒のある骸(むくろ)」に、小学4年生の娘を持つシングルマザーの刑事／隼田聖子役で登場しました。

勤務時間が深夜まで及ぶことも珍しくなく、休日も事件が発生すれば即呼び出しがかかるような不規則な生活が強いられる刑事という職場環境において、小さな子を持つシングルマザーの隼田聖子(演 新垣結衣)を刑事として採用するのははふさわしくない、と誰もが考えます。実際、第3話の隼田聖子刑事(演 新垣結衣)は鋭い刑事の勘を持ち合わせつつも、失敗続きで疲労から現場で倒れるという大失態までやらかしてしまいました。。。しかし、たくさんの候補者の中から隼田聖子(演 新垣結衣)を風間道場の研修生として選抜したのは風間公親本人だったとの事。風間公親は、なぜ隼田聖子(演 新垣結衣)を風間道場に来たのか? 教場シリーズ全作を繰り返し観ている大ファンのボクがその理由について深堀していきます!

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シングルマザーの隼田聖子(演 新垣結衣)が風間道場に来たのはなぜ?理由は？【風間公親ー教場0ー第3話ネタバレ有】

なぜ、隼田聖子(演 新垣結衣)が
風間道場に来たのか?

それはシングルマザーでありながら、
多忙な所轄の少年係で実績を上げていたから

と推測できます～。

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どういうことか解説していきます!

隼田聖子刑事(演 新垣結衣)は風間道場に呼ばれる前は、交番勤務の警察官ではなく、所轄署で生活安全部の少年係の警察官として働いていいたことが、第3話の劇中、眞堂調整官(演 小林薫)との面談で明らかになりました。神奈川県警生活安全部の少年係の警察官は俗にいう事件捜査を担う刑事部の「刑事」とは異なります。しかし生活安全部の少年係は、少年犯罪の調査・未成年者の保護・犯罪を犯した少年の更生支援、など社会的にも重要な役割を果している部署になります。

所轄署の少年係の警察官は24時間体制で少年犯罪の対応や取り調べ、家庭訪問、相談業務など、多岐にわたって仕事をしており、長時間労働が強いられる部署です。さらに事件発生で急な勤務変更や休日出勤が頻繁にあるため生活が不規則になりがちです。また、粗暴な少年たちと対峙することもあり、緊張感で神経をすり減らす現場が多いため、職務に当たる警察官にとっては相当のストレスと精神的な負担を覚悟しなければ務まらない職場です。

そんな激務の所轄の少年係で、
シングルマザーが働きたいとは普通思いませんよね。

子供との時間を大切にしたいと考える普通のシングルマザーなら、それが可能な部署を希望するはずです。しかし、隼田聖子(演 新垣結衣)は自ら進んで少年係の配属を希望しました。そして、その部署にある程度の期間(風間公親が認めたくらいなので2年以上?)所属して、実績も上げて来たからこそ風間公親の目に留まったと考えられるんですよ。

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なぜ、隼田聖子はシングルマザーなのに激務の所轄署の少年係の配属を希望したのか?

「風間公親ー教場0ー」の第3話では、眞堂調整官(演 小林薫)との面談で隼田聖子が所轄署の生活安全部少年係に配属を希望した理由は、「児童虐待が増えているから」という事が分かっています。

劇中では詳細は描かれていませんが、自分の娘が元夫から虐待(?)を受けているかのようなフラッシュバックのシーンが挿入されていたことから、

隼田聖子は元夫から娘を守るために
強い警察官になろうと思ったのではないか?

と推測できるんですよ。

そして、自分の娘だけでなく
娘と同じ境遇の子どもを
一人でも多く救いたい

という強い意志を同時に持っていたのではないでしょうか? だから苦しむ少年・少女たちと対峙する少年係への配属を希望したのではないか? と考えられるんですよ。

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ドラマ「風間公親ー教場0ー」では現時点で隼田聖子刑事の年齢は明らかになっていませんが原作「教場0」では32歳と記述がありました。隼田聖子刑事の娘は現状で小学校4年生なので9歳か10歳という事になります。という事は娘を出産したのは隼田聖子刑事が22～23歳の時という事になります。

22～23歳で赤ちゃんを出産した時に隼田聖子がすでに警察官になっていたとは考えずらいです。一般的に警察官が少年係に配属されるまでどのくらいの期間が必要かといいますと、警察官採用試験に合格してから、警察学校に入校するまで約1年半の期間があり、警察学校で6カ月間費やし、その後の実務を3年ほど経験を積んでから少年係に配属となるので約5年ほどの時間がかかります。

隼田聖子が警察官採用試験に受かった時期は、この5年と少年係に配属されてからの約2年(仮定)を足した7年前とすると25歳の時と推測できます。警察官になろうと思った動機が娘を守るためだとすると、7年前なのでこの時娘は3歳という事になります。この頃娘が元夫から虐待されていたとしたら、辻褄は合ってきます。第3話の劇中で、隼田聖子刑事のフラッシュバックのシーンで聞えた娘の声、大体そのくらいの年の子どもの声でしたよね。ドラマ上はそういった設定になっているのかもしれません。その辺のエピソードは第4話で明らかになります。

「なぜ、警察官になろうと思った?」かは風間公親が警察学校で何度も生徒たちに問いかけてきた言葉です。

「教場Ⅰ」の生徒たち

風間公親ほどの洞察力の持ち主であれば、風間道場の研修生を選抜する際に上記のような隼田聖子の事情は全てお見通しだったと思われます。そして、2020年に放映された「教場Ⅰ」において、風間公親は警察学校の教官として生徒たちに、「警察官の仕事とは何か?」について繰り返し繰り返したたき込むように教えていました。

警察官の仕事とは何か?

それは、苦しんでいる人の声に耳を傾ける事、
それが警察官の仕事だ
「教場Ⅰ」より

と言い切っています。

シングルマザーの隼田聖子が風間道場に来た理由はスバリ、これ!!

風間公親は、隼田聖子はシングルマザーで小さな子供を抱えて子育てだけでも大変なのに、「娘と同じ境遇の子どもを一人でも多く救いたい」という強い意志を合わせ持っている、「苦しんでいる人の声を聞こうとしている」と感じたんだと思います。

彼女には優秀な捜査官になる素質がある、
県警にとっても必要な人材だ
「風間公親ー教場0ー／第3話より」

と風間公親は感じて、隼田聖子を風間道場に呼んだ
これが理由だと思われます。

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まとめ

シングルマザーの隼田聖子(演 新垣結衣)がなぜ、風間道場の研修生として呼ばれたのかについて深堀、推測してきました。「風間公親ー教場0ー」の第3話で隼田聖子刑事は、事件の謎解きの鋭い勘も持ち合わせる面も見せましたが、全般的には娘の急な体調不良で捜査を投げ出したり、自らも体調不良で現場で倒れるなど、失態続きでした。ドラマを観ている視聴者にも、「やっぱり、シングルマザーに刑事は無理なんちゃう?」って思わせておいて、次の第4話では、風間公親が「君の欠点は弱音を吐けない事だ」と指摘した部分に何かしらの改善が施されて、隼田刑事が覚醒して立派に風間道場を卒業されるのではないか? と予想しているんですよ。。。

ドラマ「風間公親ー教場0ー」では原作「教場0」、「教場X」がベースになっていますがそのまま再現されておらず、テレビドラマ用に設定が変えられています。隼田刑事の結末もどうなるのか分かりません。第4話の展開、楽しみです!!

第4話予告篇