山田邦子は過去の人?2022年以降もM1審査員として定着するか?

年末恒例のテレビ番組といえば、日本一の若手漫才師を決定するM1グランプリですが、今年、2022年は出場する漫才師の方たちよりも審査員に注目が集まっていますよね。これまで審査員を続けてこられた、上沼恵美子さんと、オール巨人さんが審査員をやめて、山田邦子さんが新規加入、博多華丸大吉の大吉さんが復活になるとのことです。山田邦子さんのM1審査員の起用、どうなんでしょう。。。若い世代は全く知らないでしょうし、知っている世代からしたら、「懐かしい」という思いよりはむしろ「過去の人」感の方が大きいんじゃないでしょうか? 今回のM1審査員はゲスト審査員というわけではないので1度決まれば、2022年以降も山田邦子さんが続けられる前提での起用だと思います。山田邦子さんがM1審査員をされることに対して賛否の声も上がっているようなんですが、山田邦子さんのM1審査員の起用、是か非か!? を深堀していきます。

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山田邦子さんはどんな人?

１９８０年代から１９９０年代初頭にかけて大ブレイクした女性ピン芸人の山田邦子さん。お笑いテレビの伝説的番組、「オレたちひょうきん族」にも、ビートたけしさん・明石家さんまさんに次ぐナンバー３の立ち位置で出演されていました。当時、山田邦子さんは島田紳助さんよりも格上感がありましたからね。テレビの出演数も今では想像もできないくらいの本数を冠番組で持っていました。たとえて言うなら、今人気のお笑い芸人、ダウンタウン、千鳥、サンドウィッチマンの番組を全部、山田邦子さんがやつている感じですかね。もう、テレビは山田邦子一色! という時期があったんですよ。山田邦子さんはピン芸人で漫才師というわけではありませんでしたが、上沼恵美子さんの後釜ということであれば山田邦子さんのキャリアは申し分のないものでした。女性芸人で唯一、天下を取った人と言われています。

ただ、あまりにもテレビに露出したことで、ある時点で急激に飽きられ、そこに合わせるように山田邦子さんの不適切な恋愛報道が報じられ、それに対して芸能レポーターに横柄な対応をとってしまい、それが何度も何度もこすられて繰り返し放送されたことで、ファンも離れ、業界から干される感じにまでなってしまったんですよ。歌手の田原俊彦さんが消えていったパターンと似ていましたね。そうしたタイミングで、山田邦子さんは乳がんを患われ治療されていたこともあって、一気にテレビの露出が減ってしまい、ボクなんかの５０代のおっさんからしますと、山田邦子さんはもう、おなか一杯、最後の横柄な態度も記憶から消えていませんし、ちょっと怖い感じの過去の人、という印象がとても強いんですよ。先日、ダウンタウンの番組で、山田邦子さんを「しんどい先輩芸人」とたとえていましたがまさにそれ! でした。

山田邦子さんほど売れた芸能人は過去に例がなかったので、際限なくテレビに露出する悪影響は、山田邦子さんの件ではじめて明らかになったといっても過言ではありません。その後世に出たタレントさんは、山田邦子さんの失敗を大いに参考にしていると思います。

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山田邦子は過去の人?2022年以降もM1審査員として定着するか?

そんな山田邦子さん、１９９７年から地上波のテレビ出演がほとんどなくなってしまいました。今、３５歳以下の方は「山田邦子って誰やねん!?」状態になっていると思うんですよ。上沼恵美子さんは現在も関西を中心に地上波のテレビに出ていますから存在感はずっとありましたけど、山田邦子さんは２０年くらいほとんどテレビに露出していませんでしたし、過去に共演したビートたけしさんや明石家さんまさんとの絡みもありませんでした。そういう絡みがあれば、少し安心感も持てるんですけど、そういうことではなかったので、いろいろ面倒くさい方なのかな、という印象なんですよ。

山田邦子さん、ご自分を知らない世代に向けて、ご自身のYoutubeチャンネルで動画を配信しました。