2022年9月27日、安倍晋三元首相の国葬、終わりましたね。安倍晋三元首相の国葬開催は国会での審議の無いまま内閣の閣議決定のみで開催が決まったことから、国民からの反発が非常に大きくなりました。国葬、賛成反対で日本が分断されてしまった感がありましたが、安倍晋三元首相の国葬は強行されましたが、特に大きなトラブルもなく、無事に執り行われました。そして次に国民が気になるのは安倍晋三元首相のご遺骨が納骨されるお墓はどこなのか? ということではないでしょうか。。。気になりましたので調べてみました。
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安倍晋三元首相のご遺骨が納骨されるお墓の場所はどこ?
昭恵夫人の今後の身の振り方から推測
安倍晋三元首相がどこに納骨されるのか、お墓の場所は現時点(2022年9月29日)でまだ発表されていませんが、今後の昭恵夫人の身の振り方から推測してみようと思います。
まず、安倍家のお墓は2か所あるんですよ。その場所は、安倍晋三元首相の出身地、山口県長門市油谷にある「安倍家墓所」という場所と、静岡県駿東郡にある「冨士霊園」内の一画になりますー。どちらも安倍晋三元首相のお父上、安倍晋太郎元外務大臣が眠るお墓になります。
山口県長門市油谷にある「安倍家墓所」
静岡県駿東郡にある「冨士霊園」
さすが岸信介元首相から始まる、
政治家の家系の安倍家のお墓、
立派ですねぇ~~
で、安倍晋三元首相のご遺骨はどうなるのか? 山口県と静岡県で分骨となるのか? それとも新たなお墓を建てられるのか? という事なんですが、恐らく。。。
安倍晋三元首相のご遺骨が納骨されるお墓は、
山口県長門市油谷にある安倍家墓所、1か所
になる可能性が高いです。
どうしてそうなるのか? これからご説明いたしますー。
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なぜ、安倍家のお墓は2つあるのか?
そもそもなぜ、安倍家のお墓は2つあるんでしょう? それは政治家という職業柄そうなっているようです。出身地である山口県には、親戚の方たちも多数いらっしゃいますし、それ以上に政治家として支えてくださる支援者の方たちが大勢いらっしゃいます。その方たちが地元で安倍家のお墓参りしたり供養したりするために山口県に安倍家のお墓が存在しています。そして、中央で政治をするとなれば生活の拠点は東京近郊という事になります。そこにはまさに生活の場があり家族もいるわけです。遠く離れた出身地にしかお墓がないとなると、法要事やお墓の管理も大変になります。それで分骨して生活拠点の近くにも安倍家のお墓を建てられたんじゃないか、と推測できるんですよ。
ではなぜ生活の拠点がある東京ではなく、静岡県にお墓があるのか?
安倍晋三元首相のお父上、安倍晋太郎元外務大臣のお墓がなぜ静岡県の「冨士霊園」にあるのか? についてですが、その理由を示すにはさらにさかのぼって、安倍晋三元首相の祖父、岸信介元首相の事について語る必要がありますー。岸信介元首相が晩年、内閣総理大臣を退陣した後、静岡県御殿場市東山に自邸を建てました。建築家・吉田五十八氏に依頼した自邸は近代数寄屋建築と呼ばれる和モダンな豪邸で1969年に完成。岸信介元首相は、翌年の1970年から17年間にわたって暮らしたといいます。
岸信介元首相の邸宅は現在、
「東山旧岸邸」として一般公開されています。
※「東山旧岸邸」は現在、和菓子で有名な「とらや」が建物を管理しています。静岡県御殿場市にあるとらや工房 の施設に隣接して、「東山旧岸邸」があります。ボク自身も2014年の冬に訪れました。住み込みの女中部屋まで完備された大きな邸宅でした。ちかみに上記の画像は建物南面です。建物に入る玄関が北側なんですが、北側の建物のデザインはちょっとイマイチだったりします。
そして岸信介元首相がお亡くなりなった後、この建物を引き継がれたのが、岸信介元首相の長女である「洋子さん」でした。この洋子さんの旦那さんが安倍晋太郎元外務大臣なんですよ。ここで岸家と安倍家が絡み合うわけなんですよ。要するに洋子さんは安倍晋三元首相のお母上という事になります。その後の岸家・安倍家の重要な舵取りを果たすのがこの洋子さんという事になります。洋子さんが岸信介元首相のご遺骨を、岸信介元首相の出身地にある山口県熊毛郡のお墓と、岸信介元首相の自邸のそばにある静岡県御殿場の「冨士霊園」に新しく建てたお墓の2か所に分骨させて納骨したことが、岸家のお墓が2つになったきっかけです。
山口県熊毛郡の岸信介元首相のお墓
岸家墓(秋津島/周防国熊毛郡/田布施町)
— トムスタンティノス (@Tomstantinos) August 5, 2021
安保だか簡保だかの時の首相の岸信介のおうちの墓所。岸信介は佐藤栄作の兄で安倍晋三の祖父。偶然か?グーガーの打鋲地点は誤りで、観光協会の打鋲地点が正しい。 pic.twitter.com/A0wSpM2XIT
静岡県御殿場の「冨士霊園」の岸信介元首相のお墓(右下)
富士霊園にお墓参りに行ったついでにこちらもお参り。
— じゃび (@naranja_s18) September 19, 2021
本田宗一郎さん/安倍晋太郎さん/岸信介さんのお墓。
家2軒分の広さx3。 pic.twitter.com/Dfi5hWOLpr
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そして、安倍晋三元首相のお父上、安倍晋太郎元外務大臣が亡くなられたのが1991年。当時も静岡県御殿場市東山の自邸を所有していたのが洋子さんでしたので、やはりお墓の管理の面からでしょう、同じ「冨士霊園」に安倍家のお墓を建てられました。そして安倍晋太郎元外務大臣の出身地の山口県長門市にもお墓を建てられ「安倍家墓所」としました。
こういった経緯があって、岸家と安倍家とお墓はそれぞれ2つ存在することになったと思われます。
安倍晋三元首相のご遺骨が納骨されるお墓が
山口県長門市油谷にある安倍家墓所、1か所だけになると思う理由
安倍晋三元首相のご遺骨が納骨されるお墓が、静岡県には納骨せずに、山口県長門市油谷にある「安倍家墓所」1か所だけになるのではないか? と思う理由は、安倍晋三元首相の奥様、昭恵夫人の今後の身の振り方から推測できます。下記の動画は、安倍晋三元首相の銃撃事件の後、初めて山口県長門市油谷にある安倍家墓所を訪れた昭恵夫人の様子です。この動画で昭恵夫人から声をかけられたという支援者の女性がインタビューで今後の昭恵夫人の身の振り方について語っていたんですよ。
タイムテーブル「0:57」から始まる支援者の女性の発言に注目
下のクリックでそこから再生されます。
いずれ落ち着いたら
ここの「別荘」で過ごしたいからお願いします。
と支援者の方に声をかけたといいます。昭恵夫人、山口県に移住を考えているようなんですよ。「別荘」というのは、安倍晋三元首相が山口県長門市油谷建てた自邸の事です。
これまで、安倍晋三元首相と昭恵夫人が暮らしてきた、東京・渋谷区富ヶ谷の自宅は安倍晋三元首相の所有ではなく、洋子さんの名義だそうで昭恵夫人が相続できない可能性もあるとか。そこで1992年に建築したこちらの「別荘」に昭恵夫人が移住を計画されている、という事のようです。
安倍昭恵夫人の「山口県移住計画」とは 居酒屋UZUも10月に閉店(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/4qs6zcVpOn
— ミズトリヒロユキ (@free_fowls) September 29, 2022
ですが上記の記事を読みますと、山口県への移住はすぐにというわけではなく、ご高齢となられた洋子さんの面倒を最後まで見てから、という事のようですー。「いずれ落ち着いたら」というのはそういう事なんだと思いますー。昭恵夫人が山口県に近い将来移住されるのであれば、山口県長門市油谷にある「安倍家墓所」1か所だけに納骨すれば身近なお墓を管理するだけで済みますよね。
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まとめ
というわけで、安倍晋三元首相のご遺骨が納骨されるお墓の場所は、 山口県長門市油谷蔵小田渡場1160の「安倍家墓所」1か所だけになるのではないか、と推測してみました。もしそうなった場合、静岡の「冨士霊園」のお墓の管理は誰がするの? ってことになりますが、安倍晋三元首相には実業家の兄と、政治家の弟がいらっしゃいます。ともに東京在住だと思われます。なのでその辺の問題も大丈夫といえば大丈夫なんですよ。
でも、もし安倍晋三元首相のご兄弟の方が静岡で安倍晋三元首相のお墓参りをしたいという事になれば、安倍晋三元首相のご遺骨、分骨される可能性もありますね。そのあたりの詳細は、今後報道に注目していきたいと思いますー。
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