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【被害大きく】地震で本40万冊落下の図書館、棚の傾斜などで対策も効果は限定的https://t.co/N12S0pj9h5
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 2, 2022
東北大付属図書館ではすべての本を戻すのに2カ月ほどかかる見通し。これまで様々な落下対策をとってきたが、図書館長は「完璧な落下防止策はない」「免震構造に建て替えるしかない」と話す。 pic.twitter.com/0FPAfuUA3t
まるでーじ、これ大変ねぇ~
この本が落下してめちゃくちゃになった図書館は、2022年3月16日の深夜に福島県沖で発生したM7.4、最大震度6強を観測した地震によるもので、宮城県仙台市にある東北大付属図書館だそうです。この図書館では本館と4つの分館で合わせて約40万冊の本が書棚から落下。40万冊という規模がボクなんかにはピンときませんが、本を書棚に元通り戻すには約2カ月もかかるとの事なので、そう思うと40万冊、膨大な量ですよねー。。。この図書館では2021年の2月の地震でも同様の被害が出ていて、本棚に紐を渡したり、本が飛び出さないようなバーをつけたり、本棚の棚板を傾斜させたりして本の落下防止に対策してきたらしいんですが、今回の震度6強の揺れにはほとんど効果がなかったとの事。上記の記事によると、「パーフェクトな本の落下防止策はない。完璧を目指すなら建物自体を免震構造にして立て直すしかない」と言ってるんですが、本当にそうかな?と思ったんですよ。仮にも地震大国と言われる日本ですよ~。何かあるんじゃないかと思って調べてみました~
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地震に強い本棚はあるのか?
結論から言いますと、ありました!
っていうか探したらすぐ見つかったんですよね。。。上記の記事は図書館の建物を免震構造で立て直すしかないみたいな乱暴な意見でしたけど、熊本県にある金剛株式会社という企業が開発した「免震書架」という本棚が震度7の揺れに対しても、収蔵する本を振り落とすことなく、見事に地震に耐えるんですよー。驚きの動画がコチラ。
この実験凄いですよね。画面左の本棚は金剛株式会社 が開発した「免震書架」で揺れの設定は970galで震度7です。画面右は「耐震書架※1」で揺れの設定は565galで震度6強だそうです。上記のニュースと同様の震度6強で、やはり「耐震書架」の本はほぼ書棚から振り落とされています。「免震書架」の方は完全に揺れを吸収してますよねー。これ見事ですよ。さすが地震大国の日本、すでにいいものがあるじゃないですかー。
※1 耐震書架とは、書棚の構造強度を上げて、書棚を床固定、もしくは壁固定して転倒しないようにした書棚の事です。
何の対策も施されていない一般的な書棚の価格と比較すると、そりゃー高価な価格になるでしょうけれど、図書館の建物を丸ごと免震構造で建て替える費用に比べたらめっちゃ安くで収まりますよ。金剛株式会社では「免震書架」よりも安価な「傾斜スライド棚」などのバリエーションもあるんですが、こちらは震度5強までにしか対応できません。近年の日本の大地震発生の頻度を踏まえますと、やはり耐震、震度7の「免震書架」一択ってことになるんですよねー。
はっきり言って、これ日本の図書館における答えですよ。
日本の図書館の書棚はすべてこれに変えるべきです。
この「免震書架」を採用すれば、震度7の地震に図書館の建物は耐えられず崩壊してしまったけど、建物の中にあった書棚の本は一冊も落ちてこなかった、なんていう奇妙な事態もあり得るかもしれないんですよねー。
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安藤忠雄氏設計の神戸の図書館、「こども本の森 神戸」が話題に。
2022年3月25日に開館して話題になった、兵庫県神戸市の「こども本の森 神戸」。この建物は、建築家の安藤忠雄氏が設計・建築して兵庫県神戸市に寄贈したものだといいます。
9mもあるという吹き抜け空間に天井まで続く本棚がある空間は、子どもたちにとっても大人にとっても非日常的で幻想的な空間ですよね~。収蔵されている本は現在1万8000冊、将来的には2万5000冊が収蔵される見込みとのことです。上記の「東北大付属図書館」の40万冊の本落下で片付けが2カ月間かかることから計算すると、「こども本の森 神戸」では蔵書2万5000冊が仮に書棚から落下したとすると片付けに約3.75日かかる計算になります。まー4日弱で片付くなら「免震書架」でなくとも、普通の書棚でもいいかな。。。という判断はあるかもしれませんけどね。ちなみに「こども本の森 神戸」の手の届かない高い位置にある本棚は、本棚としての機能はなく、意匠として本が棚にガッチリ固定される形で飾られているだけとのことです。地震対策もされていて飾られている本が落下してくることはないそうです。
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まとめ
先日、ボクが住んでいる沖縄でも将来的にM8クラスの巨大地震が発生する可能性があるというニュース がありました。日本はもともと大陸プレートのひずみで出来上がった列島みたいなものなので、日本のどこにも地震が来ない安全地帯何てないのかもしれません。なので地震で出来る対策はなるべく講じておきたいですよね。「東北大付属図書館」の40万冊の後片付けも何の生産性もない単なる作業でしかないですからね。やらずに済めばそれに越したことはないわけで。。。こんなことが毎年ごとの作業になったりしたらそれこそ職員の方達、鬱になっちゃいますよ。日本政府が補助金出すなりして、公共の図書館の書棚は全て「免震書架」にすべきと思いましたー。
ちなみにボク自身は地震の体験が震度4までしかありません。この体験した震度4も石垣島でのことではなく、2011年の東日本大震災の後の東京で1回、2017年に長野県に旅行した際に1回の計2回のみです。ボク的にはこのまま震度4以上を体験せずに生涯を終えたいと思っているですけどねー。。。どうですかねー。。。
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